アニメ3月のライオン第2話の感想【前半のアツい明るさと、後半のしんみり切なさと】

3月のライオン

©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

第2話の感想です。
今回もあかりさんのもっちりが素敵でした。

 

Chapter.3 あかり
Chapter.4 橋の向こう

以下、アニメ第2話と原作1巻のネタバレを含みます。

 

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アツい人物達の登場

帰宅した零を待ち受けていたのは、棋士・二海堂晴信。幼い頃から零をライバルと呼ぶ二海堂は、零との対局を心待ちにしていたのだった。
後日、先輩棋士・松本一砂との対局終了後、零は一砂や棋士仲間の三角龍雪らとスナックへと向かう。
そこでは川本家の長女・あかりが働いており、あたたかく彼らを迎えるのだった。

(アニメ公式サイトより)

 

前回の続き、Chapter.2の二海堂のところから始まります。
人んちのポストを開けて、しかも封筒を勝手に開封している二海堂。
何やってんの(;´∀`)

 

二海堂が登場してから、やたら二海堂のアップが多い。
Chapter.3が始まるまでの3分ほど、ほぼ二海堂のアップで溢れていました。
台詞もキャラもアツい。アツすぎるよ。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

エレベーターのドアに挟まれても、心友にアツく語りかける二海堂。
もう誰も彼を止められない。
零の「80日間も珍獣が野放しに!?」の表現が斬新だ。

 

 

今回も思うのは、やっぱり原作に忠実ということです。
Chapter.3の初め、零の淡々と長い独白も原作通り。
唯一違うのは、原作で『MHK杯』となっているところが『NHK杯』となっているぐらい。

 

また、ここでも第1話で流れていたフランス語の挿入歌のピアノバージョンが出てきます。
これ良いな。癒される。
タイトルと歌詞が知りたいです。

 

そして、前半で登場するもう一人のアツいキャラ。
松本一砂(まつもといっさ)
原作通りのアツさです。

 

主人公の零が物静かでガンガン行く性格じゃない分、周りになぜかアツい熱血な人物が集まりやすいのか?
二海堂に絡まれたと思ったら、今度は松本一砂にもグリグリ絡まれる。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

零と一砂の対局も原作通り。
原作では棋譜だけで描かれていたコマが、アニメではちゃんと一手一手指す描写が出てきたり。
原作でもそうだったけど、対局途中の一砂の「ぱあああ」と明るくなる顔が怖いよ!

 

ところで、零の先輩棋士の三角龍雪(みすみたつゆき)
彼がスミスって呼ばれているのは、名字からとってたんですね。
本名を調べた時に初めて知りました。

 

そして、対局後にあかりさんのいるスナックに行く3人。
あかりさんのドレス姿!
谷間が…素晴らしい。
もっちりです。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

ここで、零とあかりさんの出会いが明らかになります。
かつて先輩棋士(スミス達じゃない)に無理矢理飲まされ、店の前に置き去りにされた零。
そんな零を介抱したのが、あかりさんだったんですね。

 

次の日の朝、零が起きた時にあかりさんが言った「おみそ汁飲むかい?」の口調が、まるでお母さんのよう。
零からすると、あかりさんは年上のお姉さんでもあり、包容力のあるお母さんでもあるように感じる。

 

お盆の匂い

後半は、少し切ないお盆の話。
Chapter.4また零の独白からスタート。
改めて桐山君、心の中で色々思う独白が多い。

 

スーパーでバッタリ、川本三姉妹と会います。
原作でも思ったんですけど、この時のあかりさんが着ているワンピースがシンプルなのに、デザインとかボディラインとか描写が良いなぁ…って。
色は白一色かと思ってました。

 

そして、零とあかりさんの出会いの回想が再び出てきます。
あかりさんに連れて来られて、酔ってトイレで吐こうとしたけど、吐き方が分からない零。
そんな零に、あかりさんが指を突っ込み吐き方を指導。
リバースの時のキラキラがシュールです。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

ここで恥じらいとか躊躇いなく行動できる、あかりさんの年上の姉らしさ&母親のような逞しさを感じます。
そして、なぜかドキドキとしてしまいます(いや、そんな変な意味じゃなくてね…)

 

 

再びお盆の話に戻って、日が暮れるにつれて、どこか切ない空気になっていきます。

家族みんなで晩ご飯を食べるところも、何事もなくいつもと同じようで、どこか寂しそう。
川本家のおばあちゃんとお母さんが亡くなった経緯が詳しく語られない分、淡々としているけど切ない。

 

同じように、零自身の過去の描写も少し出てきます。
一人孤独になってしまったこと。
将棋で生きていく道しか残されていなかったこと。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

川本家も零も、それぞれ誰か家族を亡くしている寂しさがある。
それがこの時点では、まだ詳しくは出てこないんですけど、この雰囲気だけで泣けてくるんですよね。

 

あかりさんの「誰か居てくれた方が、気が紛れるから」という言葉と、ピアノの切ないBGMが、余計しんみりきてしまう。

 

まとめ

今回も原作に忠実でございました。
そして、第2話は前半と後半のギャップがある回でした。
暑苦しいぐらいアツい二海堂と松本一砂。
アニメで声と動きがあると、さらに彼らのアツさが際立つ!

 

後半は打って変わって、お盆のしんみりする話。
原作でも、ここは切ない雰囲気でした。
アニメだとピアノのBGMがあって、余計に切ないです。

 

 

そういえば、今回の第2話は前半後半とも、あかりさんの登場が多かったです。
まだ、ひなが主役となる回はこの後ですもんね。
まずは川本家の長女・あかりさんが、どういった人物なのかが語られています。

 

原作でもアニメでもどうしても目がいってしまう…あかりさんのもっちりに…。
だって素敵なんだ!もっちりが!

 

今回のエンドカードは、リラックマの作者コンドウアキさんの描く零と川本三姉妹。
ほのぼの(*´ω`)

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

「コンドウアキさんってどんな人だろう?」と思って調べていると、NAVERまとめで不思議なページがありました。
リラックマ作者の「手作りクッキー」の様子がおかしい件

こ、これは…ペンギン…?
しかし、このヘグッてなってる具合がなぜか可愛い。ヘグかわ。

 

次回は零と二海堂の対局と、今度は送り盆の話ですね。

第3話の感想はこちら。
アニメ3月のライオン第3話の感想【「負けたくない!」二海堂の想いと、夜空の下で流す涙】

アニメ「3月のライオン」の感想まとめ

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あの漫画のここが気になる!!!
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