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亜人佐藤の過去【戦闘が妙にかっこいい佐藤さんの強さの秘密】

time 2016/01/05

亜人佐藤の過去【戦闘が妙にかっこいい佐藤さんの強さの秘密】

(桜井画門『亜人』7巻60p)

 

くろやんです。

 

みんな大好き、亜人で最強の強さを誇る佐藤さんの話をしようと思います。
結構な歳のおっさんなのに、なぜかかっこいい不思議なキャラ。

 

これまで謎に包まれていた佐藤さんの過去が、ついに7巻で明らかになります。
いくつか明らかになった事実にびっくり。

 

以下、7巻の内容ネタバレ含みます。

 

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プロフィール

サスペンダーとハンチング帽がトレードマークの佐藤さん。
「やあ」という挨拶が口癖で、飄々と掴みどころがない人です。
ゲームが好きで、若い頃はマリオブラザーズやアイスクライマーをやってたらしい。

 

最初は「人間より人間らしく」「静かに暮らす」と言って穏やかそうな人物に見えましたが、実はとんでもない思考の持ち主。
圭曰く、遊び人だという。

 

 

派手なテロ行為で旅客機をビルに墜落させるわ、テロの途中で「飽きちゃった」と言って、残りの暗殺を仲間に丸投げするわ…。

ゲームを楽しむことが目的なので、楽しくなくなると興味を失って飽きるみたいですね。

 

7巻で出てきた過去の話からすると、今現在は60代ぐらいじゃないかと思います。
見た目は60代かもしれないけど、中身の自由っぷりは子どものままかも…(;´∀`)

 

 

本名は『サミュエル・T・オーウェン
佐藤さん、実はアメリカ人だったようです。

てっきり日本人だと思ってたよ!
父親がイギリス人で、母親が中国人らしい。

 

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(桜井画門『亜人』7巻84p)

 

もしかして、この本名の頭文字からS・T・O=佐藤って偽名に決めたのかな。
なかなか安直w

 

ポーカーフェイス

佐藤の身辺調査をしていた戸崎は、彼の若い頃を知る人物、カーターという男を訪ねる。
このカーターは元海兵隊員で、佐藤とも昔同じ部隊で訓練していたという。

 

佐藤さん、元アメリカ海兵だったようです。
どうりで戦い慣れた動きするはずだよ!
普通の一般人じゃ、あんな動きできないよね。

 

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(桜井画門『亜人』7巻42p)

 

1969年、サンディエゴで新兵訓練中にサミュエルと出会ったカーター。
サミュエルは部隊で、『ポーカーフェイス』という呼び名で呼ばれていた。
昔から感情を表に出さない人物だったよう。

 

2週間経ち、本格的な戦闘訓練が始まった頃にサミュエルは軍を去った。
教官からは病気のためと言われたが、詳しいことは明かされないまま…。

訓練を終えて海兵となったカーターは、1976年にサミュエルと再会する。

 

 

カーターは、ベトナムで捕虜となったパイロットの弟を救出するため、極秘の作戦を行うことに。
それは、大規模な部隊は投入せず、数名の精鋭だけで捕虜を救い出すというものだった。
現れた三名の精鋭のなかに、サミュエルの姿があった。

 

サミュエルは訓練生の時に、すでに精鋭に選抜されていたらしい。
若い頃から、それだけ卓越した技術や判断力があったってことでしょうね。

 

ベトナムでの救出作戦は、一度の発砲もなくスムーズに行われた。
捕虜のもとまで無事たどり着き、カーターがサミュエルの手腕を尊敬した5秒後…。

 

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(桜井画門『亜人』7巻60p)

 

「プレイボール」と言って、サミュエルはわざと銃を発砲し、敵を呼び寄せた。
激しい戦闘のなかで、サミュエルは笑みを絶やすことなく、死と隣り合わせのスリルを楽しんでいたという。

 

捕虜は救出できたものの、チーム一名は死亡、もう一名は重傷。
サミュエルも片足を失い、帰国後に海兵隊を不名誉除隊となる。

 

 

若い頃も遊び人の気質たっぷりの佐藤さん。
わざわざ敵を呼び寄せて、スリルを楽しむ根っからのゲーム好きな人。
退屈が嫌いなんだろうなぁ。

 

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佐藤には感情がないのか?

3巻、研究所屋上での圭と佐藤のIBM同士の戦いで、佐藤の記憶の一部が出てきます。
この英語を喋っている男が誰なのか、何と言っているのかが、7巻30話冒頭で明かされます。

 

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(桜井画門『亜人』3巻103p)

 

彼の台詞は「何度言えばわかる…俺の言うことを聞け!」という、高圧的なもの。
暗い物置小屋のようなところで、サミュエル少年を殴り、こんな台詞を言います。

殴った男はサミュエル(佐藤)の父親でした。

 

 

30話冒頭この場面だけ見ると、父親が子どもに暴力を振るっているだけのように見えますが。
30話最後にもう一度、このサミュエル少年と父親の話が出てきます。

 

父親は『命は大切なもので、むやみに奪っていいものじゃない』と言う。
サミュエル少年の周りには、彼が命を奪った小動物の死体が…( ゚Д゚)

 

サ、サミュエル…君ってやつは…!

最後に父親は、「殴ってすまなかった」と謝り、愛してると言ってサミュエル少年を抱きしめます。
でも、サミュエルは不思議そうな表情で、いまいち言葉の意味が伝わっていない。

 

 

カーターは彼(佐藤)には感情がないと言っていました。
自分の心情を「楽しい」「悲しい」と言わず、少し遠まわしに言うそう。

 

全く感情がないわけじゃないけど、どこか欠落している印象はあります。
佐藤は喜怒哀楽の【楽】って感情以外は薄いような気がする。

 

3巻で圭に怒ったふりをした、と言っていたから、怒ることもないんじゃないかな。
ストレートに「楽しい」「嬉しい」「悲しい」とは表現しないですね。

 

ハンニバル違い

ちょっと気になってた佐藤と田中の会話があります。

 

3巻で、服を着替えてマスコミの前に姿を現す準備をする佐藤と田中。

佐藤は「なんかハンニバルみたくなってきたなぁ」と、楽しそうな表情で言います。
直接ワクワクしてきたとか、面白くなってきたとかは言わない佐藤さん。

 

「私がハンニバルだとすると、君は…」の言葉に対して、「クラリスすか?」と、言う田中。
「いや、マードックだな。顔的に」と、返す佐藤。

不思議そうにする田中は、その後の佐藤の台詞もさっぱり理解できない。

 

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(桜井画門『亜人』3巻117p)

 

お互い違う『ハンニバル』のことを話して会話が噛み合ってないんですね、これ。

田中が言っているのは『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター、通称人食いハンニバル。
クラリスはFBIの女性捜査官。

こっちが有名だから、自分も最初このハンニバルのことかと思っていました。

 

 

で、佐藤が言っていたのは『特攻野郎Aチーム』というアメリカのTVドラマに出てくる、ジョン・スミス大佐という人物。

観たことないですけど、腕利き四人組『Aチーム』がその技術を生かして、悪と戦うアクションドラマらしいです。

 

このAチームのリーダー、ジョン・スミス大佐(通称ハンニバル)は変装の名人で、佐藤の言っていた「作戦は奇を以て良しとすべし」が口癖だとか。
おまけに、このジョン・スミス大佐率いるチームは、ベトナム戦争で活躍した部隊らしい。

 

このスミス大佐に自分を当て嵌めて、田中に話していた佐藤。
まさかこの会話、佐藤さんの過去の伏線だったのかな…。
そんなことないか(;´∀`)

 

7巻本編のネタバレあらすじ紹介はこちら。
亜人7巻のネタバレ感想【フォージ安全での要撃開始!】

 

まとめ

佐藤さんの過去が明らかになった7巻30話。
サスペンスかスリラー系の映画みたいに、始めと終わりで殴られたサミュエル少年の印象が大きく変わる、表現の仕方が上手いなぁと思います。

 

佐藤さん、海兵だったのはともかく、まさかアメリカ人だとは思いませんでした。
思いっきり日本人っぽいのに。
子どもの頃は目パッチリだったのに、いつからポーカーフェイスな表情になったんだろう。

 

 

死と隣り合わせのスリルのなかでしか、生きている実感を得られないっていうのも、ある意味気の毒かもしれない。
4巻の飛行機落として「スリル満点!」って言うところなんて、もろにスリルを楽しんでますもんね。

 

佐藤さんといえば、研究所やSAT相手の戦闘シーン、動きがかっこいいんです。

何で60代ぐらいのおじさんなのに、こんなにかっこいいのか。
普段は一見のほほんとしたおじさんなのに、迷いなく判断して、躊躇なく自分をリセットできるギャップからくるものかも。

 

作中恐らく最強の亜人だとは思うんですが、最近テロに飽き始めてきている佐藤さん。
田中は不信感を抱きつつあるので、これからどうなるのか…。

 

 

追記:2017年4月発売予定の10巻限定版に、佐藤の過去をアニメ化したDVDが付いてくるそうです。
「佐藤の激烈なる過去が明かされる」
原作7巻で出てきたベトナムでの戦いを映像化するのでしょうか。
それともオリジナルの展開でアニメ化されるのか、非常に気になります。

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