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亜人34話のネタバレ感想【面と向かって殴り合わない漫画、それが亜人】

time 2016/01/07

亜人34話のネタバレ感想【面と向かって殴り合わない漫画、それが亜人】

(good!アフタヌーン 2015年12号)

 

くろやんです。

 

亜人7巻、ついに佐藤達を拘束するため、フォージ安全ビルでの要撃開始となりました。
が、肝心の佐藤はテロ活動に「飽きちゃった」と言って、今回の暗殺に参加せず…。

フォージ安全の社長と秘書の暗殺は、田中をリーダーとした高橋、ゲン、奥山のメンバーで行うことに。

 

 

佐藤が来ていないことを確認した圭は、「このまま田中達は捕獲し、佐藤を引きずり出す」と、戸崎に連絡。
機械室で巨大な排気ファンを回し始めた攻と、その前で椅子に座る圭。

これからどんな作戦を始めるのか。

 

 

FILE:34 スプリンターセル

以下、8巻のネタバレを含みます。

 

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作戦はシンプルに

オグラ・イクヤは、黒い幽霊(IBM)が亜人にしか見えないことをこう説明する。

 

IBMは発生と同時に、特殊な放射線を放ちながら崩壊し続けていて、これをIBM線という。

亜人の肉体内には視認できないほどだが、IBM粒子が常にあるそう。
IBM線が亜人体内のIBM粒子にぶつかり、それによって亜人はIBMを感知すると説明する。

 

 

機械室での巨大な排気ファンを使った圭らの作戦の続き。

 

回転する排気ファンの前で圭は椅子に座り、自身のIBM粒子を流し込む。
次は何をする、と尋ねる攻に「田中捕獲のために僕らがすることは、これだけ!」と返す圭。
圭曰く「面と向かって殴り合うとでも思ってたのか!?少年漫画の見すぎだ!」という。

 

作戦は極力シンプルに。

敵は15階社長室を目指して、警備員らとの戦闘を続ける。
それによって物資は削がれ、好調な戦況は油断を生んでいく。
15階分の警備員との戦いで、戦力・判断力を削ぐと、その分平沢達の仕事が楽になると圭は説明する。

 

 

圭の話の最後の言葉に「ゴメンな。クズとか言って」と、謝る攻。
ちゃんと平沢達のことを考えていたんだ、と見直した攻に「有利に駒を並べるのは当然だ」と言う圭。
でも、機械音でかき消されて攻には聞こえなかったよう…(;´∀`)

 

李と田中

15階社長室で待機する社長・甲斐と秘書・李。

二人を警護する平沢、真鍋ら黒服メンバー四人が一緒にいる。
銃声が聞こえ、敵が近付いてきたことを察知した甲斐。

 

突然、部屋に隠していたセーフルームを開く。
驚く李や平沢らに、「あとは頼んだよ」と言って、甲斐は一人避難する。

こ、このブラック社長…!!

「ターゲットがいねぇとダメだろーが」とぼやく真鍋に対して、「私は…隠れませんから」と李は言う。

 

 

社長秘書・李の回想シーン。

拘束されて防弾ベストを着せられた、亜人田中の姿。
フォージ安全でも非人道的な亜人を使った人体実験が行われていた。

「今日から毎月データを受け取り、私に報告してくれ」と、李に命令する甲斐。
青ざめる李に、田中の「助けて」という声が聞こえる。

 

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戸崎チームの連携プレー

15階、社長室に続く階段のドア前で待機する田中ら。
セキュリティ・サーバー室にいる奥山がドアのロックを解除し、田中達は中に侵入する。

 

防犯カメラの映像をチェックしていた奥山、不審な点があったように感じたが、気のせいかと思い直す。

ここで、耳にかけたインカムで連絡をとっていた田中と奥山の通信が遮断される。
電波の入りを妨害する機器が通路に配置されていたよう。

何かおかしいと思いながらも、田中らは暗殺を続行。

 

 

10階で火災警報が鳴る。

防犯カメラの映像で奥山が確認すると、そこには永井圭の姿が。
異変に気付いた奥山は佐藤に連絡するが、留守電になって繋がらず。

 

先程の不審な映像を思い出して、防犯カメラの映像を巻き戻す奥山。
セキュリティ・サーバー室に向かって廊下を進む麻酔銃の映像を見て、全部罠だったと悟る。

 

部屋のなかに泉のIBMが侵入していて、奥山を背後から麻酔銃で撃つ。
こうして戸崎、泉がセキュリティ・サーバー室を奪還する。

 

 

社長室になだれ込む田中達。
ガラス越しに李の姿を見て「久しぶりだな」と、憎しみの目を向ける田中。

高橋が発砲するが、防弾ガラスで弾は李達まで届かない。
「ドアの鍵を壊せ!」と田中が言う。

 

鍵を破壊した田中は、李や平沢らがいる社長室奥に侵入。
そのまま田中は李に銃口を向けるが…。

「あの時は…ごめんなさい」
田中に謝る李。

涙を流して無抵抗な李の姿に、田中の動きが止まる。

 

 

その時、田中達の背後の換気口からIBM粒子が大量に出てくる。
異常な濃さの永井圭のIBM粒子は、室内を黒く覆い尽くしていく。

 

亜人の田中達はパニックになるが、人間の平沢らにはそのIBM粒子は見えていない。
「あとは任せましたよ、平沢さん」と、機械室で呟く圭。

 

視界が見えなくなり、手当たり次第高橋は発砲するが当たらず。
ゲン、高橋、田中らは麻酔銃で順々に撃たれることに。

戸崎チームは真正面から戦うことなく、田中達を捕獲することに成功する。

 

まとめ

これぞ、亜人!
クールにシンプルに、淡々と正面から戦うことなくあっさり作戦を遂行させましたね。
まさかIBMの粒子をこういう使い方するとは思わなかったなぁ。

 

個人的に田中の人間らしさが強調された話と感じました。
4巻の飛行機墜落前に、現場近くに行こうとしていた少女らに、「面白半分でそういうことするな」って注意したのも印象深かった。

 

田中は亜人のなかで、感情豊かな方でまっとうな性格してる。
人体実験をした人間らに復讐しようと思うのも、関係のない人間を巻き込みたくないと思うのも。

 

戸崎チームの連携プレーも見どころでした。
亜人の圭や泉がIBMを使ったのと、人間の平沢らが最後の麻酔銃を撃つ鍵となったのも。

圭の『捨て駒として作戦に組み込める』発言は撤回されましたね。
平沢を信頼しての「あとは任せましたよ」って台詞も、圭が言うとなぜか感動してしまう。

 

 

田中達が捕獲されたことで、ようやく佐藤がこの戦いに参加するのか。
圭の言っていた佐藤を引きずりだす作戦も気になる。

続きの35話はこちらです。
亜人35話のネタバレ感想【佐藤さんの3分クッキング】

 

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