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実写版『亜人』を観た感想【ハイスピードに、スタイリッシュに】

time 2017/10/18

実写版『亜人』を観た感想【ハイスピードに、スタイリッシュに】

(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社

 

ブログを書くのが久しぶり過ぎて、書き方がよく思い出せません。
どうも、くろやんです。

先日、亜人の実写映画を観て来ました。
その感想を書いておこうと思います。
映画のネタバレをガンガン書いているので、まだ観ていない方は注意してください。

 

以下、実写映画の内容ネタバレを含みます。

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はじめに

昨年の実写映画発表があった時点で観に行く予定はしていましたが、どんな風に仕上がっているのか心配でもありました。
漫画の実写映画化は失敗して叩かれることが多いですしね。

個人的には、『漫画はアニメ化だけでいいけど、原作ファンとしては実写映画がどんな感じになっているのか気になるし観ておきたい』というスタンスです。
なんとも中途半端な原作ファンですみません。

 

映画『亜人』予告【2017年9月30日公開】

 

さて、それでは実写映画の感想です。
結論からざっくりと感想を書くと、原作の内容を大幅にカットしてハイスピードにスタイリッシュに仕上がったNEW亜人という印象でした。

さすがに原作を忠実に再現するのは難しいですし、どうしても映画一本でやるには端折る箇所も多くなってきます。
でも、原作をまだ読んでいない人が『亜人』という作品に興味を持つきっかけとして、この実写映画は成功したんじゃないかなと思いました。

気になったポイントを書いていきます。

 

ハイスピードに

実写映画は主人公の永井圭が研究所で人体実験を受ける場面から始まります。
原作でいうと2巻からですね。
そして原作と同じく、その後佐藤と田中が研究所を襲撃という感じで、いきなりアクションドンパチシーンが始まります。

マジか!
原作の1巻まるまる飛ばしおった( ゚Д゚)
予想外の始まりでした。

確かに、アニメと同じように原作1巻の圭が亜人と発覚してカイと逃走して…という流れでやっていくと、映画一本じゃ時間が足りないですし。
端折る箇所はとことん端折る!
ハイスピードに進んでいく実写亜人。

 

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(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社

 

そうすると、必然的に圭の逃走を手伝ったカイが不在のままストーリーは進んでいきます。
そうなんです。
実写映画では海斗(カイ)は出てきません。
あと、主要人物として中野攻やオグラ・イクヤも出てきません。

主要人物のエピソードをカットすることで、ストーリーは短くシンプルにまとまっています。
その分、テンポ良くスピーディーに話は進んでいき、アクションシーンで盛り上がり観客を飽きさせないようにという感じです。

しかし、主人公の圭を含めたそれぞれの人物の性格や設定が分かりにくい。
圭が原作ほど合理的で冷たいクズという印象も薄いですし、下村泉の過去シーンをカットしているので、彼女が戸崎を守るという行動も「なぜ?」となってしまう。

 

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(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社

 

人物の細かい心理描写よりも、アクションとスピードを重視した仕上がりとなっていました。
漫画何冊分かを映画一本でまとめるとなると、そうなっちゃいますよね。

アクションは文句なしにカッコいいです。
冒頭の佐藤の研究所襲撃シーン、IBM同士の戦い、泉VS田中の肉弾戦やラストの圭VS佐藤の戦いなど。
原作とは違う動きを見せるので、それが予想外に面白く引き込まれます。

細かい設定や心理描写は気にせず、スピード重視にアクションを視覚的に楽しむ。
全体の印象としてそんな感じでした。

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スタイリッシュに

ストーリーはかなり大幅にカットしていますが、話の流れは原作と一緒です。
佐藤たちがテロを始める→圭と戸崎らが手を組む→佐藤たちと戦う
原作2巻から9巻あたりまでですかね。

佐藤役の綾野剛さん。
原作の佐藤とは年齢がだいぶ離れているため、「どうなんだろう?」と思っていたんですが、これはこれでアリなんじゃないかと。
戦いたがりで戦闘狂な佐藤のイメージを巧く表現していました。

チャリで登場して来た場面では目が点になりましたけどw
これ良い演出だと思いましたよ。
まさに「チャリで来た」
原作の佐藤がやってもシュールな絵になりそう。

 

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(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社

 

そういえば、実写映画では佐藤の「スリル満点!」をやりましたね。
あれ実写だとかなりリアル。
しかも、前触れなくいきなり突っ込んできました。
なかなか映像的に難しいシーンですが、実写でやってのけましたね。

欲を言えば、佐藤がハイジャックするシーンも映像で観てみたかったです(原作4巻のあの緊張感ある描写が好きだったので)

あとは何といっても『転送』のとこですよ。
手羽先ではなかったですけど、転送シーンをやってくれていたんで、個人的に嬉しかったですね。
圭のIBM粒子を使用した作戦からの、佐藤の予想外の転送という8巻の流れは、実写映画で観てもテンション上がる!

 

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(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社

 

ラストの圭VS佐藤の決着。
最終的に、液体窒素で冷却という方法で互いの動きを止めて、それを粉々に砕くという。
原作ではその方法はまだ出てきてませんが、こういう方法もあるんですね。
実写みたいに、凍らせて粉々にしても大きな核があれば再生出来るのか。
大きな核がなく全て粉々にしたら、もう再生出来ないのか。

ところで、ラストで圭は再生出来たわけですけど、あれは粉々になった頭部は断頭と同じ要領で新しく再生されたことになるはず…。
原作の断頭(亜人の死)の定義でいうと、ラストで再生された圭は…これまでの圭と肉体や記憶は同じでも違う存在になるってことじゃ…。
良いのか(;´∀`)??
ラストのビルからのダイブも「!?」となりましたが、なかなか驚きのラストでした。

 

<映画「亜人」主題歌>THE ORAL CIGARETTES「BLACK MEMORY」Music Video

 

実写映画の主題歌はTHE ORAL CIGARETTESの「BLACK MEMORY」
♪ゲッゲ、ゲリラーゲッゲ、ゲリラーと聞こえてしまう。
中毒性があるリズムと歌詞です。
スタイリッシュな雰囲気。
実写映画の方もイケメン俳優がゴロゴロ出て来て、アクションシーンもスピーディーにカッコよく、スタイリッシュな印象でした。

 

まとめ

10年ぐらい前ですが、漫画『DEATH NOTE』の実写映画が公開されていた時に、私は原作未読で観に行きました。
そこで観た実写映画がなかなか面白く、原作漫画を読むきっかけとなりました。
今回の亜人の実写映画を観て、そんなことを思い出しました。

 

実写映画は、どうしても細かい人物設定やストーリーは大幅にカットしたり変更したりしないといけない。
原作通り忠実に作るのは難しい。
限られた映画の時間の中で、どこを重視して原作の良さを伝えていくか。

 

ツッコミどころは多いと思いますが、実写映画を観た原作未読の人が原作に興味を持つきっかけとして、上手くいけばいいんじゃないかと。
もちろん原作を既に読んでいる層でも、観に行く人はいますしね。
実写映画になるってことは、それだけ原作の人気があるという証明ですし。
実写が公開されることで原作の知名度も上がり、新しく原作に興味を持つ人が増えるというメリットもある。

 

なぜか実写映画の考察をしてしまった。
まとめになってない。
とにかく、実写版『亜人』は原作をハイスピードにスタイリッシュに、ギュッとまとめたアクション重視な印象でした。

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