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いぬやしき4巻のネタバレ感想【犬屋敷さんと皓、それぞれの転機】

time 2016/02/12

いぬやしき4巻のネタバレ感想【犬屋敷さんと皓、それぞれの転機】

(奥浩哉『いぬやしき』4巻)

くろやんです。

 

前回に引き続き、『いぬやしき』のあらすじや感想を紹介していきたいと思います。

3巻ではヤクザ(鮫島)に攫われたふみのを助けるため、犬屋敷さんは単身ヤクザの会合に乗り込みました。

そこで犬屋敷さん、最後に自動モードのような状態になり、ヤクザ達をフルボッコに。
この機械の身体だと人間相手じゃ無敵ですね。

 

以下、4巻内容のネタバレ含みますので注意してください。

 

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もう一人いる

このヤクザ達、講談会という名前だったようです。
自動モードの状態となった犬屋敷さんは、トップらを含む構成員278人全員の目と頸椎を攻撃。

 

目が見えない&歩けなくなったヤクザらに犬屋敷さんは、
「今まであんた達が虫ケラのように踏みにじってきた人達のことを…ずっと…ずっと…死ぬまで考えて、生き続けるんだ」と、言う。

 

完膚なきまでにフルボッコ。

そして、攫われていたふみのを救出。
ふみのは無事、悟のもとへと帰ることができました。

 

 

ヤクザ編が終わり、ここからは再び犬屋敷さんと皓の話に戻ります。
この巻ではそれぞれが転機を迎えます。

 

まず、一人人助けに奔走していた犬屋敷さんには、新たに協力者ができるという展開に。
その協力者というのが、皓の幼馴染・直行(チョッコー)です。

 

皓の凶行を止めようと考えていた直行。
ネットで皓を止める方法について調べていた直行は、治療困難な患者が突然全快するというニュースを見つけます。

皓と同じく、機械になった人間がもう一人いるんじゃないか…。

 

inuyashiki4_1(奥浩哉『いぬやしき』4巻36p)

 

そう思った直行は、わざと「助けて下さい!」と大声を出し、SOSを送る。

 

すると直行のもとに、ヒーロー犬屋敷さんがやって来ます。
「本当に…もう一人いた」と驚く直行と、本当のSOSじゃなくて「え?」となる犬屋敷さん。

 

 

どの人より人間らしい

直行の部屋で向かい合う犬屋敷さんと直行。

真面目な雰囲気なのに、犬屋敷さんが上半身裸で、お互い正座でなぜか面白い光景に(;´∀`)

 

inuyashiki4_2(奥浩哉『いぬやしき』4巻54p)

この二人どこか似たタイプだからか、気持ちが通じやすいようです。

 

犬屋敷さんが一人でヤクザ達と闘ったことや、病院で奇跡を起こしていることを知った直行は、「凄い、本物のヒーローだ…」と涙を流して感動します。

皓を止めてほしいと言った直行に、「僕は…彼を殺してしまうかもしれない」と返す犬屋敷さん。

それに対して、「皓は…もう、死んでしまったんです。あいつは皓じゃない。もう…機械の化け物だから」と、直行は言う。

 

直行の言葉に複雑な心境になる犬屋敷さん。
悪気なくポロッと言ったと思うけど、これは機械の身体になった犬屋敷さんにも当てはまるから、傷つく言葉ですね(´;ω;`)

 

慌てて謝る直行に、「自分を機械の化け物だと認めたくないから…人を…命を助けたりしてるだけで…ヒーローなんかじゃ…ないよ」と、卑屈に言う犬屋敷さん。

そんな犬屋敷さんに直行は、あなたは人間ですと言葉を掛けます。

「今まで会ったことがある、どの人より人間らしい…人間です」

 

inuyashiki4_3(奥浩哉『いぬやしき』4巻60p)

 

こうして直行は犬屋敷さんの力になりたいと言い、協力者となります。
一人で孤独に人助けをしていた犬屋敷さんに味方が(゚∀゚)!

この後、犬屋敷さんはまだ把握していなかった機械の機能について直行から教えてもらったり、一緒に特訓をしたり。

直行が協力者になってくれたことで、好調な流れになってきました。

 

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皓の心境の変化

一方の獅子神皓。
この巻では、皓の家庭環境が明らかになります。

 

皓の父親と母親は離婚していたようで、現在皓は母親と二人暮らし。
経済的にそれほど裕福というわけではなく、狭いアパートに住んでいるよう。

 

ある夜、母親から『病院に行ったら、膵臓にガンがあった』と告げられます。
それを聞いて動揺する皓。

このままでは母親が死んでしまうと思った皓は、母親を抱きしめて「死なせない!絶対に死なせない!」と、機械の能力を使い、ガンを治します。

 

inuyashiki4_4(奥浩哉『いぬやしき』4巻96p)

 

2巻で無関係な家族の命を奪った皓が、今度は自分の母親の命を助けるという行動をとります。
皓は、自分の家族や大事な人に対しては情が厚いことがわかります。
反対に、無関係な人物に対しては冷酷にもなれるわけですが…。

 

その後、またATMから不正に大金を引き出す皓。
それを使って母親に広いところに引っ越そうと言い、生活を良くしていこうとします。

 

 

ある日、母親とテレビで『民家襲撃事件』のニュースを観ていた皓。

自分の犯行のことが言われているので、皓はチャンネルを変えるが、母親は関心をもっているようで、チャンネルをまた元に戻してしまう。

ニュースで報道されている犯人について、母親は「本当に悪魔のような人間。自分がしたことと、同じ目にあって死ねばいい」と痛烈に批判する。

 

inuyashiki4_5(奥浩哉『いぬやしき』4巻153p)

 

母親に自分の行いを罵倒された皓。
悲しそうな顔で、『もし俺が犯人だったらどうする?』と母親に問いかけます。
母親の答えは、『世間に顔向けできない。一緒に死ぬ』というものでした。

それを聞いて皓は複雑な心境に。

 

母親の言葉を聞いて「もう…人を殺すのは、やめよう」と、皓は考えを変えます。

 

しかし次の日、皓の自宅に数名の警察官がやって来ます。
確保されそうになるが、空を飛んで逃走する皓。
犯罪が明るみになり、母親ともう一緒に暮らせなくなったことを悟った皓は、涙を流して逃走します。

 

警察に追われることになった皓の展開は、波乱を迎えることに。

 

 

まとめ

4巻では、大きく物語が動いていきます。

犬屋敷さんは協力者ができたことで良い流れになりますが、皓は犯行がバレて警察に追われることになり、怪しい雲行きに(;´∀`)

 

また、この巻では皓の内面が徐々に明らかになっていきます。

大事な母親を死なせたくないと、ガンを治すところ。
夢のなかで「やった!人間に戻った!」と喜ぶところ。
母親の言葉を聞いて、もう人を殺すのはやめようと心境の変化があったりと、大きく心が揺れ動いています。

 

ちょっと印象深かったのが、テレビのニュースを観ているときの皓と母親二人の動作。

二人とも無意識に、口元に手をもっていき唇を触るような動作をしています。
親子だから癖が似たというよりは、不安や苛立ちなどの落ち着かない気持ちだったからかなぁと。
二人の気持ちが、それぞれ動きに出て印象深かったです。

 

前巻でまるまるVSヤクザとの闘いになり、ちょっと戸惑いましたが、今回は物語が進んで面白くなります。

警察から追われることになった皓がどうなるのか。
この巻で新たに登場した皓のクラスメイト、渡辺しおんちゃんがどう関わってくるのか。

盛り上がってきましたね。

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