亜人79話のネタバレ感想【飛び込み注意】

亜人

(桜井画門『亜人』79話)

 

お久しぶりです、くろやんです。
生きてます。
久しぶりにネタバレ感想の続きを書いていきます。
たぶん遅くなるけど、じわじわと書いていこうと思います。

 

 

亜人本誌のネタバレ感想を紹介します。
前回78話はこちらです。
亜人78話のネタバレ感想【追い付きたいなら今はtry!】

 

 

FILE:79 プロローグ

以下、17巻のネタバレを含みます。

 

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79話のあらすじ

FILE:22で崖から飛び込もうとする圭と攻の話。
「準備はいいか?」と尋ねる圭に、「俺は大丈夫だ」と答える攻。
圭が安全な飛び込み方の説明をしていたが、途中で攻が勝手に飛び込んだため、互いにロープで身体を結んでいた圭は引っ張られる形で飛び込むことになってしまう。

 

着水後、勝手に飛び込んだ攻に対し「ふざけんな!」と怒る圭。
飛び込みという行為は案外危険だと言い、亜人でも即死ではなく気絶の状態では最大のピンチになると話す。

 

 

いくつか飛び込みのリスクについて説明した圭は、「僕ら亜人は超人でも怪物でもない。死なないだけのただの人間だ」と言う。
これから自分達がやろうとしていることは、些細なミスが重大な結果を招きかねない。
どんな小さなことにも考えを巡らせ、常に冷静な行動をとる必要がある。

 

そんな圭の話に、「長いよ。何が言いたいのか、中卒にもわかるように話せよ」とツッコむ攻。
攻の言葉に、圭は一言で簡潔に答えた。
「絶対勝ちたい」

 

 

話は現在に戻り、入間基地。
迫り来るIBMらと激突する対亜と攻達。
激突した瞬間、攻が触れたIBMの身体が崩れていく。
他のIBMらも身体が崩れていき、入間基地内にいたIBM、また基地の外にいたIBMらもすべて消失した。

 

飛び込みは正しい姿勢で

前回最後、入間基地でついに対亜&攻達がIBMと激突したアツい場面で終わりましたが、今回前半は話がちょっと前に戻ります。
ちょっと?いや、結構前か?

 

圭が田舎の村で、山中というおばあちゃんの家に匿ってもらっていた頃の話。
村人達に亜人とバレた圭は、攻と共に佐藤の凶行を止めるため、村を脱出します。
最後、崖から飛び降りる二人…というFILE:22ですね。
懐かしい。

 

このFILE:22のタイトルは『亜人』です。
亜人に対する世間の考え、村人達それぞれの圭に対する行動、ようやく佐藤を止めると決意した圭など。
色んな思いを込めての『亜人』というタイトルなのかなと思ったり。

 

 

そして今回前半は、そんなFILE:22の最後に崖から飛び込む圭と攻の話。
圭がちゃんとした飛び込み方の説明をしていた途中で、攻が勢いよくジャンプして先に飛び込みます。

 

(桜井画門『亜人』79話)

 

ロープで身体が引っ張られて、圭も一緒に崖下にドポン!
勝手に飛び込んだ攻に、「高所恐怖症とか言ってたけど…違う!お前は高いところが少し苦手なだけのただの馬鹿だ!」と悪態をつく圭。

 

そういえば、一番最初に登場したときに高所恐怖症だと言っていた攻。
あれ以来、攻は何度も自ら飛び降りる場面がありましたね。
感電しながら落下したり、毒キノコの中毒をリセットするため飛び降りたり。
亜人になると、知らない間に高所恐怖症を克服できるよ!

 

 

で、何とか無事に(?)飛び込みを終えた二人は、発砲スチロールの浮きを掴んで水面を漂う。
圭は飛び込みのリスクについて説明します。

 

当たりどころが悪ければ、着水の衝撃で失神することもある。
気管に水が入れば、副交感神経の反射で意識消失する可能性もある。
耳管に水が入れば、三半規管が狂い、溺れて意識を失う…などなど。

 

亜人にとって最大のピンチは『気絶』すること。
そうしたリスクを減らすために、変な姿勢で飛び込むべきじゃないと説明する圭に、「生き辛そうな奴」と言う攻。
頭脳派と肉体派と対照的な二人だからね。

 

 

亜人は超人でも怪物でもなく、死なないだけのただの人間。
圭が話したリスクが実際に起こることは稀だが、どれだけ可能性が低くても、どれだけ心や体が丈夫だろうと起こりえる。
どんな小さなことにも考えを巡らせ、常に冷静な行動をとる必要がある。

 

圭の説明に、「長いよ」とツッコむ攻。
うん、同感…圭の話は論理的で長くてわかりにくい。
中卒肉体派の攻にわかるように、「絶対勝ちたい」と一言で述べた圭。

 

大変シンプルでわかりやすいですね。
このときの攻のツッコミが、「永井の話は長い」とかじゃなくてよかったです。
失礼しました。

 

終わった

さて、圭と攻の飛び込みの話が終わり、場面は現在に戻ります。
入間基地の対亜&攻達がIBMと激突する場面です。
攻と秋山が前に出て、後ろから対亜が押し支え全員で壁を作り、自然消滅まで時間を稼ぐ作戦がいよいよ決行!

 

最前列にいた攻とIBMが激突した瞬間、攻が触れていたIBMの身体が崩れ始める。
絶妙なタイミングでフラッドで作り出されたIBMらが、とうとう自然消滅となったようです。
ナイスタイミングゥ!

 

 

圭のフラッドと佐藤のフラッド、ダブルフラッドで作り出された無数のIBMがボロボロと崩れていきます。
入間基地内にいた他のIBMらも消失。
パニック映画のような恐怖の時間が終わった…。

 

(桜井画門『亜人』79話)

 

基地の外にいたIBMも同様に消失。
絶体絶命のピンチかと思われたオグラ博士もギリギリ無事でした。
ちょっとIBMの攻撃を食らったようですが博士生きてます、博士ご無事で何より。
終わったよ…フラッドの恐怖は終わったけど、まだ佐藤との決着が残ってるよ。

 

まとめ

そんなわけで、ナイスタイミングゥのIBM自然消失によって入間基地にいた攻や対亜、民間人らは無事助かりました。
同じく基地の外のオグラ博士も無事。
結局、博士が亜人かどうかはわからなかったですが、ストックの最後の一本を吸い終わったけど生きていたよ。

 

 

今回の話のタイトルは『プロローグ』
プロローグといえば、序章や物事の始まりを意味するんですよね。
この最終章の戦いにおいて『プロローグ』というタイトルがくるのは、どういう意図があるのか気になりました。

 

冒頭の飛び込みをする圭と攻の話。
ここから佐藤との戦いが始まったという意味なのか、この場面が今後重要なエピソードとなるため発端という意味なのか。

 

そういえば、FILE:22のタイトルも『亜人』というシンプルかつ意味深なタイトルでしたね。
今回の『プロローグ』というタイトルと何か繋がりがあるのかな。

 

続きはこちら。
亜人80話のネタバレ感想【まだ完全には終わっちゃあいない】

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あの漫画のここが気になる!!!

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