(good!アフタヌーン 2016年1号)
どうも、くろやんです。
佐藤さんの謎の作戦が始まります。
前回34話はこちらです。
亜人34話ネタバレ感想【面と向かって殴り合わない漫画、それが亜人】
FILE:35 The Man Trap
以下、8巻のネタバレを含みます。
本番はこれから
フォージ安全ビルでの要撃、戸崎チームは見事田中らを捕獲することに成功。
警察やマスコミ関係がフォージ安全ビル前に集まる。
「佐藤とその一味は警備に拘束されたとの情報が入っており…」と、報道される。
佐藤が来ていないことは、警察・マスコミには知らされていないらしい。
ビル一階で刑事がフォージ安全社員に、「亜人はしっかり拘束できているのか?」と問う。
田中らは現在ビル内の仮眠室で、麻酔医の資格を持った研究員のもと、厳重に隔離していると説明する社員。
怪我人の搬送や社員の帰宅を促す刑事に、「被害のあった区画以外は通常営業を続けます。それが社長の方針なので」と、言うフォージ安全社員。
テロが起きようが通常営業!
これぞブラック企業!
社員の目が一点の曇りもない。
まさに社畜の鑑。
機械室でも、社員達が通常の業務に戻ろうとしていた。
制御盤が勝手に動かされていることを、一人の社員がぼやく。
その社員の頭上、ダクトの上に圭と攻は身を隠していた。
「平沢さん達みんな無事だってよ。良かったな!」と、言う攻。
圭の作戦を褒める攻に対して、「いいから、そういうの」と、気まずそうな表情の圭。
作戦が成功したのは佐藤がいなかったからで、本番はこれからだという。
佐藤が来る
少し前の戸崎と圭の会話。
このまま田中達は捕獲し、佐藤を引きずり出すと言う圭。
『敵のハッカー(奥山)を眠らせるのを、予定より少し遅らせてほしい』と、戸崎に提案。
圭は自分の姿をセキュリティ・サーバー室の奥山に見せることで、奥山が異常事態に気付くと考える。
それによって、奥山は田中達に警告するが届かず、やむを得ず佐藤に救難信号を送ることに。
恐らく佐藤は来ると予測する圭。
佐藤チームのアジトにて。
のんびりとコーヒーを入れる佐藤。
ここで、ようやく携帯に留守電のメッセージが入っていることに気付く。
再生すると、「佐藤さん!なぜか、永井圭がいる!」と、奥山の救難信号が…。
再び戸崎と圭のやり取りの続き。
「今日、なぜ佐藤が来なかったか?」と、戸崎に問う圭。
料亭で大臣らを襲った時も佐藤がいなかったことから、圭は『佐藤が飽きている』と見抜く。
佐藤はいつも自分が楽しめるよう、状況をアレンジする。
対佐藤にはこれまでコソコソしてきた作戦と真逆のことを、『今日は楽しいことが待ってるぞ』と教えてやるんだ、と言う圭。
アジトの佐藤。
テレビでは田中達の暗殺失敗の報道が流れている。
佐藤の手にはフォージ安全ビルの資料が。
「近くに…材木工場があったなぁ」と、呟く佐藤。
謎の作戦
一階での刑事とフォージ安全社員の様子。
社員が持った無線機から、「こちらセキュリティ・サーバー室。責任者の米澤です」という声が聞こえる。
これは、現在セキュリティ・サーバー室にいる戸崎のものだった。
一階の復旧が完了したため、防犯シャッターを開けると言う戸崎。
警察、救急隊など大勢の人間を中に通す。
機械室での圭と攻。
「佐藤にはどんな作戦でいくんだ?」と問う攻に、さっきと同じ作戦でいくと言う圭。
圭は「注射器は150年形が変わらない。それがベストだからだ」と、例え話を出す。
佐藤は圭達の介入は知ったとしても、作戦の中身までは知らない。
一階のシャッターを開けたことで、実況検分に来た大勢の人間を招き入れた。
これは、先程の田中達との戦いで減った警備員の代わりを補充したということ。
「警察官を警備員の代用品にするんだ」と言う圭。
やっぱり合理的なとこは変わらず…。
「どういうことだよ…」と問う攻に、「言ってるだろ。他人の安全なんか気にしないって」と、圭は冷淡に言う。
でも攻は、「注射器がどうのって…どういうこと…?」と、圭の話の最初から分かっていなかったよう。
回りくどい例え話出すから(;´∀`)
アジトでの佐藤。
冷蔵庫内を物色する。
ごちゃごちゃな中身に、「ちゃんと整理してよー。田中君達…」と、一人呟く佐藤。
その時、佐藤は箱に入った鶏肉の手羽先を見つける。
「丁度いいね」と言う佐藤、何か思いついたらしい。
電話をする佐藤。
「わたくしカトウと申します。届けてほしいものがあるんですが」と言い、パソコンには冷凍バイク便のサイトが映っている。
手元にフォージ安全の社員名簿があることから、このカトウっていうのは社員の誰かかもしれない。
機械室での圭と攻。
圭は、一階シャッターを開けっ放しにすることで、罠だと知りつつも佐藤はテーマパークに飛び込んでくると説明する。
敵がどんな作戦で来るか全く分からないが、絶対田中達と同じ順路を辿るはず。
佐藤は怪物でもなんでもない、死なないだけのただの人間。
「誰がビビるかよ」
そう圭は自身に言い聞かせる。
アジトでの佐藤。
キッチンに立ち、これから料理でも始めるような雰囲気。
鶏肉の手羽先、包丁、まな板、片栗粉、中華鍋、揚げ手羽先のレシピ、ジップロックのようなビニール袋。
四角い中華包丁を振り上げる佐藤。
これから全く分からない佐藤の作戦が始まる。
まとめ
え、これ佐藤さんの3分クッキングの始まりですか?
何がなんだか分からない(´・ω・`)
どう考えても、佐藤さんが揚げ手羽先を作って小型爆弾を仕込んで、フォージ安全に差し入れに行く作戦しか思いつかない。
それに材木工場がどう繋がってくるのかも分からない。
やばい、佐藤さんの作戦気になる!
あと、圭がやっぱり永井圭だった。
警備員や警察官の犠牲は、作戦に組み込むため仕方ないって感じでしょうか。
自分が心を許した人間に対しては、また考えが違うかもしれないですね。
捕獲された田中達の今後も気になる。
佐藤を拘束するため、我々(戸崎チーム)に協力しろって展開になるのかな。
でも、長い間人体実験を受けていた田中が簡単に協力するとも思えない…。
李と何か会話をすることで、もしかしたら田中の考えが変わるかも。
ただの憶測ですけど。
あと、逃げた社長どうなった|д゚)
気になることだらけだけど、一番は佐藤さんのクッキング作戦ですね。
続きはこちらです。
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