くろやんです。
第七話までを観て思った真咲ちゃんのことです。
『マンガワン』のコミカライズの内容を少し含んでいます。
以下、第七話とコミカライズのネタバレがあるので注意してください。
意味深な真咲の言動
迷家-マヨイガ-のヒロイン真咲ちゃん。
アニメ第一話しょっぱなから、公衆の面前でゲロインになるという輝かしい経歴をもつ。
第一話早々あんなハイレベルなことはなかなか出来ない。
最初の頃は、ちょっと変わった不思議ちゃんという印象だった彼女。
消えたよっつんと最後に行動を共にしていたことから、真咲の証言が嘘か本当かメンバーに疑われるようになる。
光宗が彼女を庇うが「もう庇ってくれなくていい」と、真咲はメンバーの輪から一人離れて走り去ってしまう。
この辺りから不思議ちゃんの印象がなくなり、言動が何か意味ありげなものが増えていきます。
あ。よく思い返せば、納鳴村に着いてからの口パクと表情も意味深でしたね。
何かを言っているけど、声は発していない。
誰かに向かって何かを言っていたのか、自分自身に何かを言い聞かせていたのか。
メンバー内で下山しようという話が出た時は、「山は下りない方がいい」と控えめに忠告したり。
らぶぽん達に光宗が捕まった時は、地下牢付近に冷静に火を仕掛けて助けに行ったり。
七話では「先に行ってるね」と光宗に言い、トンネルの先のどこかに一緒に行こうとしていたりと。
何か納鳴村について知っているらしい口振りと、妙に冷静な行動が目立つようになってきます。
六話で「行方不明になったアイダマサキさん16歳。最後に目撃されたのが、北都留郡柳ヶ瀬村(こんな漢字?)の農道で」という新聞記事から、メンバー内で真咲は行方不明になった少女で、実は幽霊じゃないのか?という話になる。
それから七話での魔女狩り(真咲狩り)
うーん、何か隠しているらしい怪しい言動から疑われるのもしょうがないですが。
幽霊という感じでもない。
真咲ちゃんがこの行方不明だったアイダマサキなのかと言われると、微妙なところ。
そもそも、彼女がこのツアーに参加した理由は何だったのか?
自分の人生に絶望して、やり直したいと思っていたのか?
何となくそんな感じじゃなさそうですね。
大切な人がいた
『マンガワン』のコミカライズ0話で、ツアーの集合場所に向かう途中の真咲の様子が出てきます。
その時の真咲の独白がこちら。
私には、大切な人がいた。
でもその人は、いなくなってしまった――…
マンガワン『迷家~ツミトバツ~』0話
真咲には誰か大切な人がいて、その人はいなくなってしまったらしい。
いなくなった原因は事故か病気か。
それとも、よっつん達みたいに納鳴村で消えてしまったのか。
この真咲にとって大切な人は、行方不明になったアイダマサキという人物なのか。
真咲がこのツアーに参加した理由は、この大切な人を捜そうとしていたのではないか?
真咲の大切な人、肉親(姉妹)か友達か。
OPのサビに入る手前の真咲が映るコマで、誰かの影が彼女に重なるように出てきます。
恐らくこの影の人物が、真咲の言っていた大切な人じゃないかと思います。
真咲の「不幸になっちゃう」という謎の即席占い。
その大切な人が、何か関係しているんじゃないだろうか。
しかし、真咲がこの大切な人を捜そう(取り戻そう)とするのがツアーに参加した目的だったとしても、まだ謎が残っています。
光宗と一緒にトンネルの先に行こうとしていたのは、どういう意図だったのか。
最初はてっきり、トンネルの先は現実の世界に戻る道かと思っていたけど、そうなると真咲はただの道案内人になってしまう。
トンネルの先のどこかに行くことが、彼女の本当の目的だろうか?
そこに行くためには、誰かと一緒に行く必要があるのか。
続きの八話で、真咲の「本当のこと言うから…」が明らかになるのでしょうか。
あとそういえば、思い出したことが。
コミカライズの2~3話。
アニメと同じく、納鳴村を散策中によっつんに迫られる真咲ちゃん。
その後、光宗の前に姿を現すが…何かアニメと設定が違うぞ。
あの手に持ってる石はどういうことなの。
血らしきものがついて、真咲の表情も何かこわい。
え、そういうこと?それでよっつんを?
アニメと設定が微妙に違うけど、これはよっつんが消えた時の真相を物語っているのか。
それとも、逆にこれは真咲が怪しく見えるための演出なのか。
しかし今のところ、コミカライズの設定はアニメともリンクしているので(光宗が0話で颯人に時宗と呼ばれていたなど)
あの石は、よっつんが消えた時の状況と何か関係があるのか。
今日WOWOWで第八話を観るので、そこで真咲の目的やこれまでの真相が明かされるかもしれないですね。