迷家-マヨイガ-の獣か何かについて。
よくわからなくなってきたので、まとめてみました。
迷家-マヨイガ-の感想を書くと、いつも『わからない』『謎』『カオス』という言葉を多用してることに気付きました。
いや、ほんとにわからん。
回を増すごとに謎が増えて、もう謎でカオスなのが通常運転になってきた。
以下、第五話までとコミカライズのネタバレがあるので注意してください。
獣の声に対してのそれぞれの印象
迷家-マヨイガ-で出てくる獣か何かよくわからない存在について。
まず、二話目で納鳴村に行く道中の森の中で、獣か何かの大きな足跡を見つけます。
その時は熊じゃないかと話していたメンバー達。
次の三話目。
真咲とよっつんを捜して森の中にいる時に、木に血のついた爪痕を見つける。
その後、獣の叫び声が聞こえだし、光宗が繁みの中にいる何かと目が合う。
さらに四話目。
川流れしたよっつんを捜索していると、獣の咆哮が響き渡る。
あれは熊か、虎か、豹か?
一匹じゃなくて複数なのか?
メンバーで話し合うが、なぜか声に対しての印象がバラバラになってしまう。
話し合いの末、村に残る組と下山組とで分かれることに。
下山組がバスのある場所まで行き、バスを動かそうとしていると、また獣の声がする。
その後、山を下りようとすると、どんどん獣の声が近付いてくる。
四話最後、マイマイがトンネルの中に「でっかい光宗がいた」と発言。
五話目で、戻って来た下山組と村に残った組とで話し合う。
ここでも、やはり獣の声に対して受けた印象がバラバラ。
そして五話最後、光宗と真咲の前に巨大なペンギンのぬいぐるみ、時宗(ときむね)が現れる。
こんな流れですか。
疑問なのが、なぜ獣の声に対してそれぞれの印象が違っていたのかというところです。
これまで出てきた声に対しての印象を調べてみました。
光宗…「熊というよりアシカみたいな感じがしたような」
マイマイ…「人の声に聞こえたんだけど」
熱帯夜…「ラップ音って感じじゃなかった?警報っていうか」
わんこ…「声からしてロボットっぽい」
トシボーイ…「ロボットっていうか、何かうざいって感じじゃね」
ニャンタ…「でっかい羽の音だにゅ」
美影…「笑い声だ」
なんだこれ。
動物だったり人だったりロボットだったり、統一性がない。
獣っぽい動物的な声のはずなのに、熱帯夜のラップ音と警報ってどういうことだろう。
あと、人の声っていうのもよくわからない。
無理やり考察してみました。
この獣か何かの声は、その人物が不安・恐怖・トラウマになっている対象なんじゃないかと。
もうこじつけです。
外れてもいいや。
ここで気になるのが、マイマイが見た「でっかい光宗」と光宗が見た「でっかい時宗」
これは同じ存在なのか。
それぞれが別の存在なのか。
もし別だとすると、こんなでっかいシリーズがまだ他にもいるんでしょうかね。
何となく同じ存在な気がする。
同じ何かではあるけど、見た人物の心の中にあるトラウマを映し出して姿を変えるとか。
よし、これでいこう。
でっかい光宗
マイマイが見た「でっかい光宗」の話です。
この時トンネルに一緒に入ったニャンタやプゥ子も、この「でっかい光宗」を見たはず。
でも、五話での話し合いの時にあまり内容を詳しく語ってないんですね。
このマイマイらが見た「でっかい光宗」とは、本当に光宗だったのか?
話し合いが終わった最後で、マイマイが光宗に「それに、あんたじゃなかったから。光宗なんかじゃ…」と言葉を濁します。
光宗に気を遣ってこう言ったのか、本当に光宗じゃなかったということなのか。
ふと思い出したのが、マイマイが告白した男子(カヤマ君)のこと。
二話のマイマイと光宗の会話の中で、光宗はこのカヤマ君に似ていたらしい。
もしかして、トンネルでマイマイが見た「でっかい光宗」とはカヤマ君だったんじゃないか?
あと、マイマイが獣の声に対して抱いた印象。
人の声に聞こえたっていうのは、光宗もしくはカヤマ君の声だったということだろうか。
もしカヤマ君だったなら、振られたマイマイにとってはトラウマ的な存在になるし、辻褄が合うような気がする。
しかし、マイマイにとってはトラウマのカヤマ君でも、プゥ子やニャンタにとってはただの他人になってしまって、トラウマでも何でもない。
矛盾が出てくる、よくわからない。
となると、でっかい光宗はやっぱり光宗だったのか?
光宗が獣の声に対して抱いた印象を思い出すと。
「熊というよりアシカみたいな感じがしたような」
光宗が見たでっかいペンギンのぬいぐるみ。
このペンギンの声をアシカみたいと言ったのか?
水族館にいる生き物同士だし、そう思ったのかもしれない。
実際ペンギンの声って聞き慣れないですしね。
……いや、ちょっと待って。
ぬいぐるみだから鳴き声出さないよね。
ツッコミたいけど、まぁいいか。
光宗と時宗
五話最後に予想外過ぎるインパクト大の登場をした時宗(ときむね)
時宗と呼ばれたけど、外見はでっかいペンギンのぬいぐるみ。
そして、片目は光宗が森で見たあの不気味な目をしている。
ていうか時宗って誰????
多数の視聴者がそう思ったはず。
私も五話観たあとで、何回思ったことか。
アニメだと、唐突に光宗がこのぬいぐるみを見て「時宗(ときむね)…!?」と言います。
だから誰なんだ時宗って??
ここでヒントになるのが、マンガアプリ『マンガワン』で配信されている迷家-マヨイガ-のコミカライズ。
このコミカライズの0話で「時宗」という名前が出てきます。
ほかでもない光宗のことを、集合場所に来た颯人が「時宗、待たせたな」と言ってるんですね。
光宗の本名は「時宗」だったらしい。
でも、そうなると矛盾が出てくる。
時宗が「時宗…!?」と言っている(何か変だ)
そして、アニメの四話で光宗は真咲に「この光宗って名前、本名なんだ」と、話していました。
どういうことだろう。
光宗の本名はどちらなのか?
そしてコミカライズの0話最後、納鳴村に向けて出発したバスが何かを踏んでしまう。
「なんだ、ぬいぐるみかぁ~」と誰かが言った言葉に、ギクリとする光宗。
バスが踏んだそれは、ペンギンのぬいぐるみだった。
アニメ一話の光宗の回想や五話でも出てくる、ペンギンのぬいぐるみ。
光宗(時宗)と何か関係があるらしい。
長くなってきたので、また続きを分けて書こうと思います。