41話の謎【ドアの穴と亜人の性質・電話の内容】

亜人

 

亜人の9巻41話で出てきた謎について考察してみたというやつです。

(本誌が発売された当時の記事なので、考察が外れてるけど気にしないでください)

 

以下、9巻のネタバレを含みます。

 

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セーフルームの穴

甲斐社長が隠れたセーフルーム。
本人曰く「このセーフルームがビル内で一番頑丈」と、言っていたことから、壁やドアの強度は相当なものだと思います。

しかし、佐藤はこのセーフルームの頑丈なドアに穴を開け、甲斐をあっさりと容易く暗殺することに成功します。

 

まさに佐藤イリュージョン。
え、ちょwどうやって穴開けた??

 

このとき、佐藤が手にしていた武器は銃とナイフのみ。
「コレしか道具が無いから、少し時間がかかると思うけど。いいかな?」という言葉から、多少時間はかかるものの、ドアに穴を開けることは出来ると佐藤は確信していたよう。

 

その後の描写で、室内のバリケードに置かれていたテーブルか棚の上に血痕があり、その傍らにナイフが刺さっています。
佐藤は自身の身体のどこかを傷つけた模様。

 

さらに、佐藤はセーフルームのドア前に立ち、何かをしている。
右手は銃を握ったまま、左手をドアの方に向けています。
そして、甲斐が一人でつらつらと話を終えた最後、銃声が一発鳴る。

 

甲斐が見たもの。
それは頑丈なセーフルームのドアに開けられた円形の穴と、そこから通される銃を握った佐藤の右腕でした。
甲斐社長は頭を撃ち抜かれ、佐藤は暗殺を果たすという流れです。

 

 

気になったこと
・佐藤は身体のどこかを傷つけた
・佐藤は左手でドアに何かをしていた
・一発鳴った銃声は何だったのか
・穴は佐藤の右腕が通る大きさ

 

ここからは私の予想ですが、銃声は佐藤がリセットするために自身を撃ったものではないかと思います。
ドアに穴を開けるために、一度復活する必要があったのではないかと。

 

その後の圭の台詞で、“亜人のある性質”という言葉が出てきます。
この“亜人のある性質”というものが、佐藤がドアに穴を開けた方法と何か関係しているように思います。

 

 

亜人のある性質

ビル自体を巨大な檻にして佐藤を閉じ込める。
それが圭の考えていた最終手段。
しかし、これは賭けだったそうです。

 

「佐藤が“亜人のある性質”に気づいていないかもという望みにベットした、勝率の低い賭け」
そう説明する圭に「どういうことだ?」と、尋ねる攻。
まさに私も思った。どういうこと??

 

さらに圭は、「結果だけ見てみろ。この頑丈なドアに穴を開けたんだぞ?佐藤を長い時間このビルに閉じ込めておくことなんて、不可能ってことだよ」と言います。

わ…わからない。
もっと噛み砕いて説明してほしい。

 

唐突に出てきた“亜人のある性質”が一体何のことなのか、わかりません。
今まで漫画内で説明された内容か、まだ明かされていない内容なのか。

 

とりあえず、何となくわかったことは…。
・佐藤はこの“亜人のある性質”に気づいていた
・この“亜人のある性質”は、佐藤がドアに穴を開けたことにも関係している

 

 

亜人の性質について漫画を読み直してみると、気になる箇所が出てきました。
6巻でオグラが説明していた亜人についてのある内容です。

 

41-1

(桜井画門『亜人』6巻74p)

 

亜人のIBM粒子は復活時に最も濃度が高くなる

それによって、何か特別な作用が起こることがあるそう。

 

この説明は攻が「IBMを出せるようになる方法」について尋ねた時の説明ですが、ここで出たトンネル効果という単語が何やら引っかかります。

しかし、トンネル効果について調べると、訳のわからない難しい内容で「ぽかん( ゚Д゚)」となりました。

 

本当にざっくりとした解釈ですが、トンネル効果とは『粒子が壁を通り抜けることもある』ということらしいです。

6巻のオグラの説明箇所では、IBM粒子が身体を通り抜けて、人型のIBM(黒い幽霊)を出せるようになることを指して言ったのだと思われます。

 

このトンネル効果が、今回の佐藤が穴を開けた件と何かリンクしているように感じます。
こじつけて、どうやって穴を開けたかを考察してみました。

 

佐藤はあのとき左腕を切断して、切断面をドアに押し当てていた。
その後、銃で自身をリセットする。
左腕切断面のIBM粒子が、復活時の濃度が高い状態から何らかの作用(トンネル効果?)を起こして、ドアに腕と同じ大きさの穴を開けた。

 

 

かなり無理矢理ですね。
グダグダのまま、強引にまとめました。

 

トンネル効果が何か関係していそうとは思うんですが…。
ただ、佐藤の場合は粒子が通り抜けたというより、思いっきり物理的に穴を開けたので、また違う作用なのかもしれない。

うーん、どうなんでしょうね。
他に思いつかないので、とりあえずこれでいきます。
外れてもネタになるから、まあいいか。

 

次回、「佐藤がどうやってセーフルームのドアに穴を開けたのか」と「亜人のある性質」について明かされてほしいですね。

 

 

電話の内容

あと、41話冒頭の戸崎の電話のことです。
電話の相手は誰だったのか?
内容は一体何だったのか?

 

この電話は、戸崎に衝撃を与える内容だったようです。
私が予想した通話相手は大臣か、婚約者が入院している病院の関係者ではないかと考えました。

 

で、これまでの漫画を読み返していて気付いたのですが。
そういえば、これまで戸崎は仕事用と私用(プライベート用)に2台携帯を使っていたんですね。
読み返すまで、すっかり忘れてた。

 

41-2

(桜井画門『亜人』5巻169p)

 

今回の41話で戸崎が電話を受けたのは、私用の白い携帯の方。
ということは、大臣ではない。
プライベートで大きな衝撃を与える内容といえば、やっぱり婚約者のことでしょうね。

 

婚約者の女性(愛)は意識不明の重体。
いきなり目覚めることもあるでしょうし、反対に突然亡くなることもありえそうですね…。

 

電話を受けた後の戸崎の様子が、どこか意気消沈しているように見えます。
婚約者に関して良くない知らせを聞いた可能性が高そうです。

 

ここで、まさかの婚約者は亡くなったが生き返り、実は『亜人』だったという線も考えてみましたが…。
そんな知らせを受けた風にも見えない。
もしそうなら、戸崎も気が気じゃないはず。

 

「鍵を探してくる」と泉に背を向けて、階段を下りていく戸崎の後ろ姿が、どこか寂しげなのは…。
このタイミングで婚約者の悪い知らせを聞かされたとしたら、戸崎にとっては酷ですね。

戦意は喪失してしまい、人間の戸崎がこの亜人中心の戦いで生き残ることが、さらに難しくなるのでは…と思ってしまいます。

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あの漫画のここが気になる!!!
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