(桜井画門『亜人』6巻64p)
知っている人は知っているだろう小ネタ。
以下、原作のネタバレあるので注意してください。
異色過ぎる亜人バンド
けいおん!は、廃部寸前の軽音部に入部した4人の女子高生を中心とした日常系学園コメディーです。
放課後、音楽室に集まってケーキやお菓子を食べながら、ゆるくまったり会話する彼女達。
バンド名は放課後ティータイム。
ギター、ボーカル担当の平沢唯(ゆい)茶色のセミロング、ヘアピンで前髪をとめている。おっちょこちょいな天然ドジっ子。軽音楽を「軽い音楽」と勘違いして、軽音部に入部。
ベース、ボーカル担当の秋山澪(みお)黒髪ストレート。真面目な性格でしっかりしているように見えて、極度の恥ずかしがり屋。痛い話、怖い話が苦手。
ドラム担当の田井中律(りつ)茶色のショートカットに、カチューシャをしておでこを出している。大雑把で社交的な性格。部内の空気を明るく盛り上げたりする。
キーボード担当の琴吹紬(つむぎ)ウェーブのかかったロングヘアで、眉毛が特徴的。大企業の社長令嬢で、おっとりとした温厚な性格。
この4人が2年になった時に、新入生の中野梓(あずさ)が軽音部に新たに入部するという流れになります。
これを亜人でやるとこうなる。
ギター、ボーカル担当の平沢さん。ちょっといかつい恐い外見だけど、根はいい人。よく人のことを見て気にかけているため、みんなから慕われている。亜人バンドをまとめる貫禄のあるおじさん。またの名を師匠。平沢唯じゃない。
ベース、ボーカル担当の秋山礼二。消防士をやっている、正義感の強い熱い性格。他の亜人バンド(佐藤組)に勧誘されていたが、すっぱり断った。その結果ドラム缶詰めされて、ただ今行方不明中。娘も亜人バンドを応援してくれているとか。
ドラム担当の田井中陽子。ここでもまた紅一点の陽子ちゃん。クールに見えてちょっとドジっ子。口がすべっちゃうこともあるよ。唯一このメンバーの中で、ケーキを食べてお茶をしても違和感がない。その可愛さに熱狂的なファンクラブもあるらしい。
キーボード担当の琴吹武。一度どうしてもライブに出たくて、少年院を脱走する。が、ライブが終わったら、また少年院に戻って来た。斜に構えた性格をしているように見えるが、根は真面目でちゃんと恩は返す。あれ…?よく見れば、眉毛が紬ちゃんにちょっと似てるような…。
この4人のバンドに、新たに中野攻が入ってくるということですね。
5人中4人が亜人という亜人バンドです。
異色過ぎるメンバー。
……どんな会話するのか想像つかない。
まぁ攻がいれば何とかなりそう、たぶん。
Don’t say “lazy”
さて、けいおん!の軽音部顧問の山中さわ子先生。愛称「さわちゃん」眼鏡をかけておしとやかな先生かと思いきや、昔は軽音部に所属してメタルをやっていたという。
山中…?さわ子…?
亜人4巻、田舎の村で圭を匿っていたおばあちゃん。名字は山中。
6巻の泉さん(田井中陽子)の過去で出てきた母親、名前はさわ子。
さらに、けいおん!平沢唯の幼馴染、真鍋和(のどか)ボーイッシュな茶色いショートヘアの女の子。唯とは幼稚園の頃からの付き合い。
亜人で平沢さんと同じく黒服メンバーのうちの一人、髭のあるおじさん真鍋。平沢さんのことを尊敬して慕っています。ここでも平沢、真鍋の関係が。
こうやって探してみると、いくつか同じ名字や名前のキャラが出てきて面白いですね。
桜井先生はけいおん!が好きなのかもしれません。
公式で言われてはいないと思うので、ただの憶測ですが(;´∀`)
他にも、亜人の漫画のタイトルの中には、けいおん!と関係あるものがいくつか。
『Come with Me!!』『Genius…!?』『Listen!!』
7巻で戸崎チーム面々がフォージ安全ビルに向かい、突如佐藤がオスプレイで派手に襲撃という圭の夢オチの話。
この話のタイトルは『Don’t say “lazy”』
そして、アニメけいおん!の1期エンディングテーマ『Don’t say “lazy”』
ロックなかっこいい曲です。
みんなの衣装が大人っぽくなってクールかわいい。
澪ちゃん(*´∀`*)澪ちゃん!
この曲で印象深い、あるワンフレーズがこちら。
その目に映らないだけだって
やる気はメーター振り切って
いつでも全力で夢見て
その分全力で眠って
この曲聴くと、あの7巻の夢オチの印象がまた違って見えてきて面白い。
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