(good!アフタヌーン 2016年4号)
亜人の映画『第2部-衝突-』が5月6日~26日まで3週間限定で公開されるそうです!
ちょwまた限定公開w
第1部の2週間限定公開より少し延びて、3週間限定公開。
1週間延びましたね、ありがたやー
どうも、くろやんです。
前回36話はこちらです。
亜人36話のネタバレ感想【来ちゃった】
FILE:37 シャドウラン
以下、8巻のネタバレを含みます。
佐藤さん流の絵の使用方法
フォージ安全ビル内廊下を進む佐藤。
そこで、壁に掛けられている絵に視線をやり、「いい絵だね」と言う。
ビル外での刑事。
無線機で「佐藤らしき男の目撃情報が…」と、連絡を受ける。
近くにいたフォージ安全社員に「アンタら、麻酔銃を使ったんだろ?」と問う。
「害獣対策用の麻酔銃を開発しています。田中侵入時、警備の数名が無断で使用してしまったようです」と、答える社員の男。
刑事は無線機で「全班、麻酔銃を受け取り…使用しろ!全責任は俺が取る!」と、ビル内の警察官らに指示を出す。
ビル11階の廊下。
警察官らが麻酔銃を用意しているところで、佐藤が真正面からやって来る。
佐藤の手には、先ほど廊下の壁に掛けられていた絵が。
佐藤の姿を見て、麻酔銃を構える警官。
発砲するが、佐藤は手にした絵を盾にして麻酔銃を防ぐ。
佐藤も盾越しに反撃し銃を撃つが、「上手く当たらないなぁ」と言い、絵を捨てて横に逸れる。
警官も麻酔銃で応戦するが当たらず、佐藤はガラス越しに警備員、警官を撃つ。
その銃声を聞きつけ、さらに廊下奥から新たな警官達がやって来ることに。
ナイフを構え、攻撃を仕掛ける佐藤。
10階機械室。
「11階で佐藤と交戦中!」「いや、20階だ!」「6階で佐藤らしき男が…」
圭が持つ無線機からの情報が錯綜している。
「行くぞ!」と走り出す圭。
佐藤は社長室に直行ではなく、その前に田中達の所へ行くと考える。
攻も圭の後を追う。
11階、仮眠室。
リセットさせられたらしい田中が目を覚ます。
「おはよう、田中君」と佐藤。
「佐藤さん…来てくれたんすね…」と言う田中に、佐藤は「およばれしちゃってね」と答える。
およばれって、食事会か結婚式みたい(;´∀`)
田中が圭らの作戦について話そうとするが、佐藤は「シッ」と口に指を当てる。
「ネタバレしないでよ。楽しみなんだから」と言う佐藤。
田中に、「君らはそこらの死体から服を盗んで、ケガ人を運び出すフリをして逃げてよ」と言う。
さらに、先に帰って隠れ家を引き払うよう指示する。
「わかりました」と了解した田中だが…。
頭の中では社長秘書・李の謝る姿、彼女を撃つことをためらった自分自身を思い出す。
「あの…佐藤さん」と田中が声を掛けるが、すでに佐藤は仮眠室から姿を消していた。
田中、やはり李とのやり取りが心に引っ掛かるみたいですね。
どうするんだろう…もう一度彼女と会って、話をするんでしょうか。
あと、佐藤さん。
いつもネタバレしまくって、どうもすみません( ;∀;)
断頭だけは勘弁してください、マジで。
圭と攻VS田中
11階廊下を走る圭と攻。
「電力区画の状況は!?」と、圭が戸崎に尋ねる。
戸崎から電力区画にいる社員へ連絡がいくが、修理が数分で済むか数時間かかるか、まだ何とも言えない状況だという。
圭は戸崎に「電力が復旧した時のために、ソコを動かないでください」と言う。
もし、これから講じるすべての策が失敗に終わった場合どうするか。
「わかってますね?」と訊く圭に、「ああ」と答える戸崎。
仮眠室のすぐ近くまで来た圭と攻。
廊下には何名かフォージ安全社員がいる。
ここで、仮眠室のドアから警察官に変装した田中、担架を運ぶ救急隊に変装した高橋らが出てくる。
互いに鉢合わせることに。
田中がすぐさま銃を発砲し、それが攻の脇腹に命中。
圭と攻は廊下角の死角へと隠れる。
「もう佐藤が来た後だ!」と、圭は平沢へ連絡。
佐藤がこちらに向かっていると知った15階社長室の平沢。
平沢は「IBM粒子もスプリンクラーも無い以上、こんな狭い部屋でIBMを使われたら一瞬で全滅だ。廊下へ出るぞ」と、黒服三人に指示を出す。
「平沢さん、作戦は?」と真鍋が問うが、平沢は答えない。
「あの、私は…何をすれば…」と、ソファから立ち上がった李が平沢に尋ねるが、手が震えている。
その姿を見た平沢は、「逃げるなり隠れるなり、好きにしろ。その状態じゃ邪魔になる」と告げ、三人と共に部屋を後にする。
11階。
田中が高橋らに「お前ら、先に逃げろ!」と言う。
少しやりたいことがあると言った田中は、圭&攻と闘うことに。
死角に隠れていた圭と攻。
「銃使うか!?」と訊く攻に、「麻酔銃だ!」と答える圭。
麻酔銃を構えた攻が死角から廊下へと出るが、いきなり田中のIBMが攻へ襲い掛かる。
IBMの爪が攻の首元へと触れ掛け…。
圭が攻の身体を押し、攻は間一髪助かるが、廊下にいた女性社員がIBMの爪で腕を負傷する。
その様子を見た攻。
IBMへと向かっていき頭突きを食らわす。
しかし、IBMの爪で攻は脇腹を貫かれてしまう。
圭は自身のIBMを出し「中野、よけろ!コイツはお前が嫌いだ!」と叫ぶ。
攻は圭のIBMの攻撃をかわし、田中のIBMはそれによって頭部を破砕される。
そのまま攻はIBMと共に倒れこむ。
暴走した圭のIBMが、座り込んでいた女性社員へと襲い掛かろうとする。
が、攻が田中のIBMの爪部分を掴み、頭部を打撃。
圭のIBMの動きも止まる。
その間、廊下にいた田中の姿は消えていた。
「無茶すんじゃねぇ!」と圭が攻に怒る。
「“断頭”の話が理解できてないから、お前は…」と言う圭に、「あの話はよくわかんねぇけど…とにかく、“死ぬ”んだろ?」と攻。
死ぬってことが、どんなことかってくらいは、わかってるよ。
そう攻は言う。
よく考えたら、圭や攻は田中との戦闘は初めてですね。
相変わらず田中のIBMはスピード感がある。
熱くなって圭のIBM以上に暴走しがちな攻。
そして、何だかんだ言いつつも攻を助ける圭。
確かにそういえば、圭のIBMは攻によく襲い掛かっていたような…。
あれ、嫌いだからだったのか(;´∀`)
それぞれの闘い
セキュリティ・サーバー室での戸崎と泉。
戸崎が「15階へ向かう佐藤を階段で待ち伏せし、1体でも多くのIBMを消費させるんだ」と、泉に戦いに行くよう命じる。
「戸崎さん、ココに佐藤が来るかも…」と泉が言うが、戸崎は「行け」と告げる。
セキュリティ・サーバー室を出る泉。
「永井君。北・南、どっちの階段に行けばいい?」と泉が圭に問う。
圭は二分の一で、佐藤がどちらから来るかはわからないという。
「じゃあ、私は近い北階段へ行く」と泉。
「中野!僕らは南階段で行くぞ!」と圭。
今はどんな作戦なのか攻が尋ねるが、圭はこんなのすでに作戦じゃないと答える。
圭と攻が走り去った11階廊下で。
社員らが「何なんだ一体…」「今の奴…どこかで見たような…」と口にする。
そのうちの一人が、スマホで動画を撮っていたような素振りを見せる。
14階の北階段に着いた泉。
そこで、ちょうど階段を上がって来る田中と出くわす。
「病院…以来だな…」と、泉に話しかける田中。
互いに険しい表情。
階段を駆け上がる圭と攻。
先ほど圭が戸崎に話していた「全部失敗に終わった場合…」何をするのかと攻が尋ねる。
それは、最終手段。
電力が復旧し次第、屋上・1階の出入り口をロックし、ビル自体を巨大な檻にするという。
「でも、それじゃ他の人達も出られないぜ!?」と攻が問うと、「ああ!だが、佐藤がこのビルの全人間を殺そうが僕らは死なない!」と言う圭。
どれだけ日数がかかろうが、奇跡的に佐藤を拘束できるまで闘い続ける。
「本気かよ!」と訊く攻に、「何人死のうが僕の知ったことか!」と圭は言い捨てるが…。
その言葉の後で、「だが、そんなことはさせない」と言う圭。
15階廊下で待ち構える平沢ら四人。
その15階に佐藤の姿が現れる。
まとめ
群像劇のように、それぞれが自分の意志と想いで動いています。
もう誰に感情移入するかわからなくなる。
どのキャラも味があって、それぞれの気持ちが行動に表れていてイイです。
今回の話、みんなよく走っています。
暗闇のなか走る走る。
佐藤さんの存在感はやっぱりデカいですね。
壁にあるいい絵を見て「いい絵だね」と言ってる佐藤さんのコマが、すでにいい絵になってる。
そのいい絵をあっさり盾にする佐藤さんの安定の戦闘シーン。
佐藤無双(小規模バージョン)
李に言われた言葉を思い出して、少しやりたいことがあると言いビルに残った田中。
何人死のうが知ったことか、と見捨てるような冷たい発言をした後で「だが、そんなことはさせない」と言う圭。
印象的な場面がいくつかあります。
あと個人的にですが、ビル内部の各階の部屋やどこに何の配置があるか、復習しないとよくわからなくなります。
月刊誌じゃなく、コミックで一気に読んだらそんなことはないのかな。
私が今、猛烈に眠いだけだからかもしれない。
次回が泉と田中。平沢らと佐藤。
うわああ、どちらも気になる対峙だ…|д゚)
田中が李ともう一度会うことになるのか、その前に佐藤が暗殺を成功させてしまうのか。
平沢さん達もどうなるんだろう。
いろんな意味でハラハラしてきた(´Д`)
続きはこちら。
亜人38話のネタバレあらすじ感想【ふたつの戦い】