(good!アフタヌーン 2018年8号)
どうも、くろやんです。
毎日暑いです。
天気予報を見ると、一週間先まで最高気温が34~35℃あって「勘弁してよ…」と思います。
我慢してたエアコンもとうとう解禁。
エアコンの涼しさ素晴らしいね。
亜人本誌のネタバレ感想を紹介します。
前回59話はこちらです。
亜人59話のネタバレ感想【滑走路に立つと危険(色んな意味で)】
FILE:60 D-day
以下、13巻のネタバレを含みます。
60話のあらすじ
滑走路に立つ永井圭。
その先には離陸態勢に入る戦闘機(F-15)
F-15を操縦するのは佐藤。
エンジン音と共に滑走する眼前のF-15を、コックピットに搭乗する佐藤の姿を、圭は折りたたみ式の双眼鏡で確認する。
F-15は激しい離陸音を立てながら、圭の目の前で飛び立った。
離陸の瞬間、佐藤も滑走路に立つ圭の姿に気付く。
佐藤の外見を近くで確認したことにより、佐藤の作戦が明確に分かったと言う圭。
それは、これまで佐藤が使ってきたギミックの集大成だった。
離陸したF-15が向かう場所は国会議事堂。
F-15の飛行速度はマッハ2.5、瞬間最大だと2.7に及ぶ。
圭の仮説では、F-15が議事堂に到達するまでに要する時間は、わずか42秒だろうと言う。
そして、佐藤の外見で圭が注目したのは、左肩についた血痕。
恐らくこれは、佐藤がメッセージ配信後に左腕を切断した時についたもの。
佐藤は左腕を入間基地に残していった。
さらに圭は、佐藤は衣服に自分の体を粉々にできるだけの爆薬を仕込んでいるはずと考える。
追突の直前に起爆し、攻撃と同時に帰還。
これが佐藤の作戦。
話し合いが続いていた国会議事堂に、入間基地からF-15が離陸したとの連絡が入る。
念のため避難を…と総理代理らが席を立ち、行動し始めた矢先。
窓から、こちらに接近する戦闘機(F-15)の姿が…。
追突する直前、佐藤は爆薬を起爆させる。
そして、F-15は国会議事堂に衝突。
それと同時に、入間基地に残っていた佐藤の左腕から、佐藤の体が再生された。
あとは、コレを繰り返すだけ。
佐藤が宣言していた2時間の間に、最大約20箇所に攻撃を仕掛けることができる。
そう圭が説明している間に、早くも2機目の戦闘機が飛び立ち、佐藤が新たなターゲットとなる重要施設を攻撃しに向かった。
佐藤のスピードには、誰もついていけない。
佐藤を止めるにはどうしたらいいのか。
そう尋ねる攻に、圭は意外な言葉を返す。
マッハ2.5の攻撃
ついに圭と佐藤の再会!?
と思ったら、片方は戦闘機に乗って片方は滑走路に立ってたら、こうなりますね。
会話どころか、あっという間に佐藤は離陸しました。
そして、離陸する戦闘機の至近距離にいたら危険!
さあ、佐藤がどうやって2時間で日本の重要機関をすべて沈黙させるのか。
その答えがコレです。
これまでの佐藤戦闘メモリアルの総まとめみたいな感じ。
前回、まさか佐藤はF-15で国会に突っ込むのか…?とか思っていたら、そのまさかだった!
F-15自体が凄い戦闘機だから、それで攻撃すると思ったのに違うんかーい。
確かに、一機の戦闘機でチマチマ攻撃するよりも、こっちの方が早いか。
・戦闘機で重要施設に突っ込む(4巻のスリル満点!)
・左腕を切断、爆薬で体を粉々、攻撃と同時に帰還(8巻の来ちゃった)
あとは、この流れを2時間の間に繰り返すということです。
これが佐藤の最終ウェーブ!
すごいな…攻撃すると同時に自爆&再生(転送)して…RPGの賢者でも、こんなに同時に呪文唱えれんよね。
4巻の飛行機落下と8巻の衝撃転送が、今ここで何度も繰り返される。
こりゃあ佐藤さんじゃないと出来ない攻撃方法ですね。
それにしてもマッハ2.5って、いまいちどれくらい凄いのかよく分からない数値ですが、入間基地から国会議事堂までわずか42秒で到達するとなったら、やっぱり激早です。
マッハ2.5で攻撃。
マッパじゃないよ、マッハだよ。
確かに転送後はマッパだけど。
止めない…だと…?
佐藤がなぜ、国会記事堂を最初に狙ったのか。
それについて、圭はこう説明していました。
内閣総理大臣臨時代理の5人が揃っていた。
さらに、自衛隊のトップも集まっていた。
これらの面々が消されてしまった今、政治家達が残りの時間で新たな総理を決められると思うか?否、無理だろう。
(桜井画門『亜人』60話)
日本にはもう重大な決定を下せる人間がいなくなった。
それぞれがああだこうだと話している間に、佐藤が重要施設にボンボン突っ込んでハイ終わりってなりますね。
ヤバいです。
もう国がどうこうして佐藤と戦う時間は無いでしょう。
圧倒的に佐藤の攻撃のスピードの方が早いですから。
「どうやって止める」と尋ねる攻。
飛び立つ戦闘機を眺める圭が、最後に言った意外な言葉がコレ。
「止めない」
永井、佐藤を止めないってよ。
おおいいいい。
デジャヴ。
あ、9巻の43話の時か。
また「僕はやめる」みたいなことを言い出したよ!
いや、恐らく圭のことなので、何か考えがあっての発言だと思います。
たぶん…うん。
圭はなぜ「止めない」と言ったのか。
佐藤がこのまま攻撃を繰り返す方が、こちらにとって何か有利な展開になるからか?
または、このまま攻撃を繰り返すことにより、佐藤側に何か不利な状況になるから?
まさか、2時間の間に自爆と再生を繰り返す佐藤の再生回数(?)が限界になるとか。
佐藤が攻撃に飛び立って帰還するまでの間に、残った左腕を破壊するとか。
2時間の間に同じことを繰り返すとなると、佐藤といえども何か隙が生じるんじゃないか。
佐藤を止めない理由とは何なのか。
次回を待つ!
まとめ
圭が言っていた「佐藤を止めない」発言と、もうひとつ気になるものが。
帰還した佐藤が高橋に「会場制圧チームの中にいる『例の2人』に連絡しておいてほしいんだ」と言ったもの。
例の2人って、一体誰のことなのか。
わざわざ『例の』と言ったのは、その2人だけ何か特別な事情があるからなのか。
佐藤は、この2人には高い所に行って監視役をするよう指示を出します。
ちょっと気になる佐藤の発言。
今回は何といっても、佐藤のギミック集大成ですね。
どんな作戦を行うかと思ったら、特別新たな凄い武器を使うとかでもなく、これまでの総まとめみたいな感じで、シンプルに手早く。
スピードでいったら、戦闘機で突っ込むのを繰り返す方が圧倒的に早い。
攻撃と自爆と再生を繰り返す。
粉々に体を爆破して入間基地で再生の時に、頭が新しく作られるので、一度それまでの佐藤は死ぬことになる。
にもかかわらず、それを何度も繰り返す。
これは亜人の中でも佐藤だから出来る攻撃方法ですね。
改めて、クレイジー。
で、入間基地に帰還した時に「ただいま」って、高橋らに言っちゃうあたりが佐藤さんらしい。
4巻の飛行機に搭乗する時の「行ってきます!」みたいに、ちょっとそこまでお出掛けみたいなノリで言っちゃう。
次回は、佐藤を止めないと言った圭の言葉の意味とは。
このまま佐藤が何箇所も戦闘機で突っ込むことになるのか。
そういえば、私は前回の終わりの展開で、二人が再会して普通に佐藤が戦闘機(F-15)から降りてきて、「永井君!最終ウェーブだから来てくれたんだね!」となるかもと思っていました。
何でそう思ったんだろう…。
続きはこちら。
亜人60.5話のネタバレ感想【精鋭出動】
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