(羽海野チカ『3月のライオン』1巻)
3月のライオンの作中で、煙突に『月の湯』と文字の書かれた銭湯が出てきますね。
あれは実在する建物がモデルになっています。
調べてみると、「そうだったんだ!」と面白い発見がありました。
もともと『3月のライオン』の零達が住んでいる街は、東京都中央区の月島がモデルになっています。
検索してみると、実際の月島周辺を歩いて聖地巡礼した方達のブログが沢山出てきます。
聖地巡礼いいな、楽しそう!
やってみたいんですが、なかなか東京まで行く機会が無いので、ブログに載っている写真を見て『行ってきた』気分にさせて貰ってます。
今年は『3月のライオン』のアニメが放送されますし、来年は実写映画が公開されるので、ますます聖地巡礼する人が増えるんじゃないかなと思います。
島田八段の故郷、山形県天童市の「天童桜まつり」も来年は『3月のライオン』効果で沢山の人で賑わいそうですね。
で、本題の『月の湯』と煙突に書かれた銭湯の話です。
これは月島地域の佃島(つくだしま)にある日の出湯(ひのでゆ)という銭湯がモデルになっています。
近くには住吉神社もあります。
実際の建物の写真をお借りして、見比べてみると…。
(羽海野チカ『3月のライオン』7巻)
そっくり!
橋といい近くのビルの形といい、漫画内の背景と一緒です。
この橋は佃小橋(つくだこばし)と言うそうです。
さて、漫画内では煙突に『月の湯』と書かれていた文字が、実際のモデルの建物では『日の出湯 大栄マンション』と書かれています。
大栄マンション?え、マンション??
そうなんです。
ここはマンションが一緒になっている銭湯です。
言い換えると、銭湯付きマンションってことですね。
へぇぇー(´∀`)
これ、かなりレトロな外観ですけど、実際に入居したりしてるのかな…と思って調べてみると、ちゃんと「大栄マンション」として不動産会社のホームページに載っていました。
「大栄マンション」月島駅徒歩5分の賃貸マンションのご紹介です!
下町情緒溢れる場所で暮らしてみませんか?
1階の銭湯は居住者がなんと無料ですよ(^O^)
え!ここに住んでいる人は銭湯が無料!?
毎日銭湯入り放題だぜ、ひゃっほい!ってことですか。
駅から徒歩5分と好立地のため、お家賃は95,000円~110,000円となっております。
築40年以上のレトロな雰囲気と銭湯付きの珍しいマンション。
ちょっと変わったところに住んでみたいという人には、ぴったりの物件となっていますね。
いかがでしょうか。