©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会
くろやんです。
第7話はニャーが見どころでした。
ところで将棋のルールがわからないので、あの絵本見せてもらえませんかね。
Chapter.14 大切なもの。大切なこと。
Chapter.15 将棋おしえて
以下、アニメ第7話と原作2巻のネタバレを含みます。
グルグルおねだり攻撃
ファストフード店に入ったひなたと零は、そこで偶然ひなたの片思い中の相手・高橋に遭遇!
緊張のあまり挙動不審でアワアワしてしまうひなたと、スポーツマンと何を話していいのか困ってしまう零。
しかし零がプロ棋士だと気付いた高橋は、自分は将来プロの野球選手になりたいと語り、プロになってから一年遅れで学校に行くことを選んだ零に、その理由を問う。
真剣な表情の高橋に対して、零の答えは…?
(アニメ公式サイトより)
はい、前回の続きから。
メックで高橋くんと遭遇した零とひな。
好きな人を前にしてドキドキするあまり、ひなは持っていたシェイクを「ぎゅうう」「ばくしゃっ」して、服を汚してしまいます。
ひながトイレに猛ダッシュした後、高橋くんと二人っきりになってしまった零。
微妙に気まずい空気。
野球男子な高橋くんと何を話したらいいか、零が困惑していると、高橋くんの方から話しかけてくれます。
零がプロ棋士だと気付いた高橋くん。
進路について悩んでいたときに、中学生でプロになった零のことを父親から聞かされたと言います。
全っ然関係ないんだけど、高橋くんのお父さん…眉毛が高橋くんと一緒だね。
さすが親子(∩´∀`)∩
そして、零は『プロになってから一年遅れで学校に行った理由』を高橋くんに聞かれます。
零が返した答えは、「逃げなかったって記憶が欲しかったから」というもの。
結構ふわっとした内容だけど、高橋くんには言いたかったことが伝わったよう。
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お互い心を通じ合わせます。
二人の周りがキラキラ輝き出した!
それはもうキラッキラ!
で、後日。
零とひなは高橋くんを交えて、一緒に晩ご飯(カレー)を食べることになります。
好きな人が目の前にいて、猛烈に緊張するひな。
恋する乙女だね、甘酸っぱいね~
なんかこの辺りの描写、みんなの動きが面白いよ。
ひなの活発で色んな表情が持ち味っていうところのカット、めっちゃうごうご動いてるよ!
アニメならではの動きだね。
その後のモモが「おなかすいたー」って零によじ登るところ、コアラみたいだよ。
よじよじ。
そして、あかりさんに「カレーにすれば?」って言われて、「えー普通っぽすぎるー」と不満顔のひなが、テーブルに手をパタパタ。
それに「あなた、まだ懲りてないようね」とツッコむあかりさん。
一緒になって手をパタパタしてる!
さらに、あかりさんの「だーかーらーご飯っていうのはね」の台詞と動きが良かった。
『ご飯』という言葉に反応して食いつくニャーたち。
あかりさんの周りをグルグルと取り囲み、おねだり攻撃に出る!
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グルグル回る回る!アニメオリジナルの動きで面白いよ!
原作でも、あかりさんに飛びつく描写はあったけど、グルグル包囲網はなかったな。
この辺り、みんなの動きがコミカルでいいね。
そして、まとまった案が『カレーに唐揚げと温泉卵をトッピング』すればいいというもの。
このトッピングカレーは高橋くんにも好評だったようです。
試しに作って食べてみたんですけど、唐揚げがつくと結構ガッツリ系になります。
でも、カレーと唐揚げは合う!美味しかったです。
ニャ―将棋音頭
そんな感じで高橋くんに満足してもらって、ひなも一安心。
晩ご飯が終わったあと、高橋くんがビデオデッキを借してほしいと言います。
ビデオデッキ!懐かしい響きw
テレビに映ったのは、ふくふくのボドロ!じゃなくて、二海堂。
高橋くんが持ってきたのは、NHK杯で対局を行う零と解説をする二海堂のビデオでした。
このときの対局は、結局零の負けだったらしい。
敗着の一手について、解説の二海堂がアツく零に語りかけます。
いつもの如くアツい二海堂。
でも、二海堂の台詞がぐっとくるんだよなぁ。
「潔いのと投げやりなのは、似ているけど違うんだ!もっと自分の将棋を…自分を大切にしてくれ!」
カッコいいじゃん二海堂。
声と動きがついて、アツい想いがさらに胸に響く。
詳しい将棋のルールはわからなくても、二海堂の言いたいことが伝わってくるよ。
そして、アツすぎる二海堂の指摘に逆ギレする零。
大声で「くっそ知るか!何だよ、その上から目線!」と、口調まで荒くなる!
珍しく感情むき出しで怒る零を見て、「零ちゃんのでっかい声初めて聞いた」と笑いかけるひな。
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「私にも将棋教えて」と、ひなが言います。
ほのぼの、まったり和む。
ひなに自分のいる世界(将棋)に興味を持ってもらえて嬉しい零。
そこから、零はひなに将棋を教えることになるんですが…。
なぜかアツい心友・二海堂まで一緒についてくることに。
モモはボドロ(二海堂)が来て嬉しそう。
とりあえず、将棋についての説明を始める零。
が!零の真面目で堅すぎる説明についていけず、ひなはポカーンと固まります。
原作以上に、ガッチガチの堅い空気でレクチャーしてます桐山五段。
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おおぅ…私も覚えきれんw
教科書並の生真面目さ。
見かねた二海堂が止めに入って、「最初のイメージを掴みやすくしないと」となり…ここからは二海堂のターン。
「今度は僕が説明しよう。さぁ、この絵本を一緒に見よう!」
来たよ、二海堂お手製の絵本が登場。
しかもこれ、飛び出す絵本だったの?
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アニメで色がついて、さらにメルヘンなニャー将棋。
二海堂の持って来た絵本に目をキラキラさせて興味津々のひなとモモ。
さらにさらに、今回はEDが通常のものではなく、ニャー将棋音頭でした。
なんだ、このニャーたちへの力の入れようは!
ニャンニャン、ニャーニャでニャー将棋♪
ニャンニャ、ニャーニャでニャー将棋~♪
なるほど、これで最初のイメージを掴みやすくして、将棋を覚えていけばいいということですね。
アニメ…すごいな。
歌まで付けて、まるまるEDにするなんて。
そして、愛されてるなニャーたち!
次回のEDは、残りのニャーたちの紹介をやるんでしょうかね。
まとめ
今回は見どころが色々ありすぎて、もう思いつくままに書いた感想になりました。
一番の見どころというか、インパクトがあったのは最後の『ニャー将棋音頭』でしょうか。
まさか絵本のニャーたちの紹介が歌になって、EDを飾るとは思わなかった。
公式サイトでイラストが公開されています。
そういえば、前半の「高橋くんが来るけど、ご飯どうしよう!?」って悩むひなと、アドバイスするあかりさんのやり取りも良かった。
手を一緒にパタパタする二人、その動きに和むよ。
ストーリーの展開や台詞は原作のままで、アニメオリジナルの動きがついて面白かったです。
ご飯に反応したニャーたちに、グルグル包囲されるあかりさん!シャフトGJ!
今回は全体的に明るい内容で、アニメオリジナル描写が加わって、さらに面白くなっていました。
また零が悩むときは、とことんシリアスな描写になりそうですけど。
そんなときは、ニャー将棋音頭を思い出そう。
©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会
第7話のエンドカードは、ちばてつや先生が描く子どもの頃の零。
ちばてつや先生ってどんな作品描いてるんだろうと思って調べてみたら、『あしたのジョー』を描いた人だった!
そうだったのかー!
すごいなぁ…どういう繋がりで今回エンドカードを描くことになったんだろう。
今回の第7話は色々と衝撃が多かったです。
さすがシャフト。
さすがNHK。
ニャー音頭に、ちばてつや先生まで出てくるなんて…次回も楽しみ。
第8話の感想はこちら。
アニメ3月のライオン第8話の感想【なびく髪も棘のある言葉も魅力的】