アニメ3月のライオン第11話の感想【久しぶりの癒し!川本家団らんと猫とこたつ】

3月のライオン

©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

前半総集編を観たあとに、ようやく第11話の感想です。
もう今年も終わりますね。
しみじみ。

 

Chapter.22 ゆく年
Chapter.23 くる年

以下、アニメ第11話と原作3巻のネタバレを含みます。

 

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おかゆ食べたい

ひどい風邪をひきクリスマスからずっと寝込んでしまったまま大晦日を迎えた零のもとを、あかり・ひなた・モモが訪れる。
そのまま強引に病院と川本家へと連れて行かれた零。
おかゆを食べ、手厚く看病されてだいぶ回復した零は、義父・幸田やあかりたちに心配をかけてしまったことを反省する。
そして暖かい川本家で、零は新しい年を迎える。

(アニメ公式サイトより)

 

今回は久しぶりに零&川本家ほのぼの回です。
やっぱり川本家は和む…。
癒しパワーを感じる。

 

ひどい風邪をひいて熱が出た零。
熱にうかされながら、零は何度も同じ夢を見ます。

 

長い長いエスカレーターを登る夢。
登りつめた先には、帰る道がなかった…という夢だそう。

どんな深層心理だろう。
自身の将棋人生を例えたものでしょうか。

 

 

そこで夢が終わって、『ピンポーン…ピンポーン』とチャイムの音と、「れーいーちゃーん」とモモの声。
来たよ、川本三姉妹!
三人ともマスク姿で登場。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

あかりさんがテキパキと指示を出して、あっという間に零は病院へ行くことになります。
で、インフルエンザじゃなかったので、零はそのまま川本家にお邪魔する流れに。
あかりさんの「家へ連れて行きます」が、まるでお母さんや。

 

 

川本家にて。
おかゆを作ってもらって、首にタオルを巻いてもらって、おでこの汗を拭いてもらった後は冷えピタ!
姉妹たちから手厚い看病を受ける零。
なんて贅沢な…(´ー`)

 

零は寝込んでいる間に、義理の父・幸田が何度も電話をしてくれていたことを知ります。
みんな自分を心配してくれていた、そのことに気付いて反省する零。

 

ちょっと話が飛ぶんですが。
零が幸田と話すところや、熱にうかされていたところなど、さざ波のような描写が出てくるんですね。
原作を見返すと、ここは確かに波っぽい描写があった。
特に、アニメだと水の描写がよく出てくる。

 

 

さて、夜になりまして…零は川本一家と一緒に年越しを迎えることになります。
みんなでこたつに入って、紅白を見た後は除夜の鐘。
大晦日の夜って感じ。

 

零とあかりさん以外、みんな寝てしまいます。
「前はもっとすごかったの。今よりあと3人多かったから」と、何気なく零に話すあかりさん。

 

亡くなったおばあちゃんとお母さんと…あともう一人。
それは、あかりさん達のお父さんのこと。
川本家の人たちは、誰も父のことを語らない。

 

原作を読むとね…あれだからね。
みんな喋りたがらない理由が納得。
彼は色々ありすぎる人物ですから。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

梅干しをくずす場面のあかりさんの表情に癒される。
風邪をひいた時に、お母さんがよく言っていた言葉をつい言っちゃうあかりさん。
ほんとお母さんや…。

 

零が「大晦日なんて大事な日に上がり込んでお世話になってしまって…」と申し訳なさそうに言うと、「違うわ。私が来て欲しかったの」と、返すあかりさん。

 

「あなたがいてくれなかったら…私、きっと今ここで一人っきりで、これ片付けながら多分泣いちゃってたわ」

 

あ、あかりさん…。
この台詞は切なくなる。
曲もしんみりと静かで、余計に感傷的な気分になるよ。

 

二人で鼻をすすりながら涙ぐんでいる間に、除夜の鐘が聞こえてきて年が明けていきます。

 

久々に川本三姉妹が登場すると嬉しい。
香子のツンツンデレツン成分だけじゃなくて、川本家のほっこり癒し成分も必要。
前半のところどころに出てくる、こたつに入ってる猫たちが…これまた和みます。

 

なんということでしょう

はい、次の日の朝。
明けましておめでとうございます。
現実の世界より一足先にお正月が来ました。

 

おもちは砂糖醤油かチーズか、どっちも美味しそう!
私は砂糖醤油で食べたい。

 

ここで郵便屋さんが年賀状を配達しに来てくれます。
「ピクーンッ」と反応するひな。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

おもちがミョーンと伸びてる。
そして、ひなの仕草が小動物っぽいよ。

 

年賀状が来てルンルンのひな、友達が多い証拠だね。
友達が少ないと、お正月は零みたいな反応に…いえ何でもないです。

 

 

お正月ということで、実家に帰って来た美咲おばさん。
この方が声を担当してるんだ!
この方といえば、やっぱりむさえちゃんのイメージが強いな。
声聴いてると、むさえちゃんを思い出すよ。

 

美咲おばさんのお店であかりさんを働かせることに、まだ渋い表情のおじいちゃん。
心配するおじいちゃんに、「大丈夫!お店では、あかりに指一本触れさせないわ」と力説する美咲おばさん。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

この美咲おばさんのカットが独特の雰囲気で好きです。
描写といい台詞といい力が入ってるよ。
こう…ぐっとね☆
そして、商売魂を見せる娘におじいちゃんが恐怖する描写も力が入ってる。

 

あかりさんとひなが作ったおせちが、これまた色鮮やかで美味しそうで、しかもアニメで動きが付いて、見てるだけで楽しくて。
私は食べ物に食いついてます。
どのご飯も美味しそうなんだ。

 

 

夜になって、美咲おばさんが帰ったあと。
あかりさんがひなに「モモをお風呂に入れてくれる?」と言います。
さらに、零には「ここ使うから2階に上がってくれる?」と。

 

なんと川本家のお風呂は…居間のすぐ隣!
戸を開けたら、いきなりお風呂!
湿気とか大丈夫かな(;´∀`)

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

昔は銭湯に行ってたそうで、あとから庭に増築したらしい。
昔ながらの家では、そういう変わった造りのお宅もありますね。
これ見てると、どうしても劇的ビフォーアフターを思い出してしまう。

 

もし、川本家のお風呂を匠に改築してもらったら…。

『なんということでしょう!お客様が来た時に困っていた居間の隣のお風呂が…ご覧ください、開放感たっぷりの空間に!』

 

BGMはもちろん【TAKUMI/匠】でお願いします。
でも、川本家はこのままでいいと思う。
お客さんはちょっと戸惑って気恥ずかしいけど。

 

まとめ

今回は久しぶりに川本家団らんの回だったので、温かい気持ちになれる終わりでした。
将棋の闘いだったり、香子との不穏な空気だったりが最近は多かったから、久々に癒しを感じました。
ところどころ出てくる、こたつに入る猫たちに和む。

 

次回からは、また話が将棋の対局に戻ります。
確か次の闘いは獅子王戦か。
これから続々と棋士が登場してきます。
どの棋士もなかなか個性的。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

第11話のエンドカードは、安野モヨコ先生が描く零と川本三姉妹。
安野先生の作品は『ハッピー・マニア』や『働きマン』などなど。
さすが安野先生、女子力高めな零と三姉妹です。

 

よく見ると、ひなの髪がボブっぽい。
髪切ったあとの様子でしょうか。
マフラーを仲良くグルグル巻いてます。

 

さて、これで今年の放送は終わりましたね。
続きの第12話の放送の前に、新春2夜連続一挙放送があります。

 

1月3日(火)は1話~5話、4日(水)は6話~11話が再放送されます。
そして第12話は7日(土)放送です。
再放送があると見逃した人も観れるし、おさらいも出来るしで嬉しい。
それでは、また来年!

 

第12話の感想はこちら。
アニメ3月のライオン第12話の感想【居心地の良いこたつから離れて、再び戦いの場へ】

アニメ「3月のライオン」の感想まとめ

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