アニメ3月のライオン第12話の感想【居心地の良いこたつから離れて、再び戦いの場へ】

3月のライオン

©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

今年最初のアニメ『3月のライオン』の感想です。
今回からOPとEDが変わりました。
OPとEDが変わったことで、また雰囲気が変わった感じがします。
それでは、第12話の感想いってみましょう。

 

Chapter.24 対岸にあるもの
Chapter.25 黒い河①

以下、アニメ第12話と原作3巻のネタバレを含みます。

 

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泥沼ランデブー

三が日を過ぎ、体調も戻ったため川本家から自宅に帰った零。
年末年始の川本家のにぎやかさから一転して、一人で過ごす時間の寂しさを痛感するが、まずは獅子王戦のトーナメントに向かって集中するよう気持ちを切り替えようとする。
迎えたトーナメント初戦、零の対局相手は辻井武史!
「色々な意味で」強い攻撃力を持つ辻井を前に、零は奮闘する。

(アニメ公式サイトより)

 

前回の川本家ほのぼの回も終わって、今回からは再び零の将棋の話です。
年末にひいていた風邪も無事治った零は、自分の家に帰ってきます。
家で一人過ごす零は、川本家での賑やかさや温かさを思い出して、『寂しい』と感じるようになります。

 

「いけない。この気持ちは知ってる。知ってるけど、名前を思い浮かべちゃダメだ」
アニメではシリアスなBGMが流れて、ここの零の感情描写がより強く表れていました。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

寂しい気持ちを振り払うように、外へ出て歩き始める零。
あれだけ川本家が家庭的で賑やかだとねぇ。
なおさら、家で一人で過ごす時間と比べてしまうよね。

 

これまで一人で過ごすのが当たり前だった零からすると、川本家は温かくて居心地の良い『こたつ』みたいな場所に感じるようです。
こたつ…いいよね。
確かに、一度ぬくぬくを味わうと出るのが惜しくなる。

 

現在、零が勝ち進んでいるのが『獅子王戦 挑戦者決定トーナメント』
獅子王戦、名前がとにかくカッコいい。
スポンサーが巨大で世間からの注目度も高い。
おまけに賞金総額もすごい貰えるとかで、先輩棋士のスミス曰く「地位と名誉と金!」が手に入るそう。

 

さて、今回は零と辻井九段、スミスと横溝七段の対局がありました。
初登場の辻井武史。
イケメンです。
しかし、周囲に凍てつく寒さを振りまく残念な感じのイケメン。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

しかも、アニメでは低音ヴォイス。
よく見ると、原作でもここは「※低音」と書かれていました。
確かにめっちゃ良い声w

 

零が辻井に「超負けたくない!」と奮闘している中、お隣のスミスと横溝七段の対局。
ここでも、アニメだと駒一手一手の動きが付いています。

あ、なるほど。
将棋に詳しくなくても、駒がどうなるかの動きを付けているので、イメージしやすくて分かりやすい。

そして、負けた横溝が感じたのが「スミスの不思議なダンジョン」
これは原作でもあったコマ。
忠実に再現されてます。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

それにしても、スミスの軽やかな戦法がカッコいい。
お隣の零も辻井も「おー!」と、賞賛の眼差しを向けるほど。
その後、零も何とか辻井との対局で勝利を収めます。

 

泥沼ランデブー…ランデブーって何だっけ?と思ったら、『デート』ってことらしい。
泥沼デートかぁ…( ;∀;)

 

そして、前半最後に登場する後藤。
「よぉ。元気そうじゃないか」
顔恐いし声も重みがある!

 

闘志を燃やせ!

何だろう、この後藤のボス感。
ラスボスじゃない中ボスだけど、序盤から存在がわかる手強い中ボスみたいな。
さすが貫禄ある。
声が後藤のイメージにぴったり。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

「あのストーカー女のことだけどさぁ」と、後藤は香子のことを持ち出し、零を挑発する言葉を投げかけます。
義姉(香子)のことを侮辱されて、闘争心むき出しで、後藤に殴りかかろうとする零。
が、ここでスミスが零を止め、ちょうど会長がやって来たので、ひとまず揉め事にはならずに済む。

 

そういえば、神宮寺会長がまともに登場するの今回が初めてかな。
魚を『どっちゃり』持って帰って来て、みんなに振る舞う会長。
『らめ~☆』って擬音はヒラメだから?

 

この辺りは原作でも擬音が多い場面。
アニメで観ると、擬音のオンパレードでお腹いっぱいになってきたw

 

そういえば、会長が零に言ってた「あかりちゃんに参ってる男、結構いるんだぜぇ」って。
あかりさん、やっぱモテるんだな。
美人だし!もっちりだし!
そして、参ってる男たちの中に松本一砂や辻井九段もいる。

 

会長から貰った魚を川本家にお土産として持って行く零。
零が持って来た大量の魚を見て、「キャー!」とあかりさん感激!
喜びの悲鳴!

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

それぞれ魚をどんな料理に使うか、あかりさんが想像するところが、アニメだと動きがあって魚と一緒に泳いで楽しそう。
食費が浮いてあかりさん感涙!
あかりさん、涙出るほど嬉しいんですね。

 

それから、零に晩ご飯を出して、「残り物ばっかりだけどいいかな。何もなくてゴメンね」って謝るひなの表情!
不意打ちの笑顔が可愛いよ。
原作にはなかった表情!

 

気のせいかな。
今回は、ひなもあかりさんも瞳がキラキラで可愛さが増してました。
最後、川本三姉妹に「がんばります」と決意表明する零。
後藤との闘いに向けて、零は闘志を燃やす。

 

まとめ

今回から変わったOPとED。
OPはYUKIの「さよならバイスタンダー」、EDは米津玄師の「orion」です。
前のバンプが『これぞ3月のライオン!』って感じだったんですが、これも印象がガラッと変わって良いかも。

 

これまでOPやEDでの登場キャラが、零や川本家だけで少なかったのが、新しい曲では、他の棋士や林田先生や香子が続々と登場してきました。
テンション上がる!

 

今回は辻井や横溝、後藤や会長など登場人物が多かったですね。
そして、擬音やシャフト描写も多かった。

半分終わって第2クールになってきて、だんだんシャフトの振り向き具合でお腹いっぱいになってきたよ!
やっぱり、さり気ないぐらいの回数で良いんじゃないかな。
さりげなく適度にぐらいがいいと思う。シャフ度。

 

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©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会

 

第12話のエンドカードはVOFAN(ヴォーハン)さんが描くひな。
爽やかな色使いとタッチで、ひなの可愛さが倍増されている気がする。

VOFANさんは台湾生まれの漫画家・イラストレーター。
『光の魔術師』と言われるVOFANさんは、物語シリーズのキャラ原案者でもあるそう。
検索してみると、そういえば見覚えのあるタッチ。

 

次回はスミスと後藤の対局。
そして、零と島田の対局ですね。
いよいよ島田八段が登場する!
アニメで島田さんがどんな感じか楽しみ。

 

第13話の感想はこちら。
アニメ3月のライオン第13話の感想【傷だらけのスミスとA級棋士の分厚さ】

アニメ「3月のライオン」の感想まとめ

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あの漫画のここが気になる!!!

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