(good!アフタヌーン 2017年11号)
どうも、くろやんです。
今回の話は54.2話です。
…54.2( ゚Д゚)??
前に35.5話っていうのはあったけど、54.2?
0.2ですって…?
亜人本誌のネタバレ感想を紹介します。
前回54話はこちらです。
亜人54話のネタバレ感想【君が主人公だ】
FILE:54.2 大義②
以下、12巻のネタバレを含みます。
互いにガチ
北側武器庫。
その前に3尉ほか多数の自衛官らが、中に入った佐藤が出てくるのを待ちかまえていた。
全班、武器庫周辺に配置が完了したと3尉に報告が入る。
「各班へ。ココで奴を叩く」
佐藤は小細工を仕掛けるのが上手いので、注意してかかれ。
そう全隊員に告げる3尉。
武器庫内で。
佐藤は武器庫にあった銃や発煙手榴弾を装備していた。
本題に入るためには彼らを倒さなければならないが、敵の数が多く、遊んでいる余裕はない。
「今回ばかりは回りくどいことはナシだ。ただひたすらに、ガチでいくよ」
準備を終えた佐藤。
そして、武器庫の扉がゆっくりと開かれた。
佐藤VS自衛隊の戦いの火蓋が切って落とされようとしている!
うおー
緊張するやら楽しみやら。
ところで、久しぶりに佐藤さんのTVドラマネタがきましたね。
『マクガイバー』、検索してみると佐藤さんの台詞のように、主人公が手近な材料と豊富な科学知識の応用でピンチを切り抜けるんだとか。
あ、よく見たら主人公がベトナム戦争に従軍してる。
目で語る
武器庫の扉がゆっくりと開かれ、佐藤が発煙手榴弾を廊下へ投げた。
煙が充満し、煙幕が張られる。
「いくよー」と銃を手にして、扉から飛び出した佐藤。
しかし、廊下横から3尉らの班が、佐藤が出てきた瞬間を狙って発砲する。
左手を撃ち抜かれた佐藤は、再び武器庫内へと待避。
別の班が武器庫へ突入しようとする。
その時、3尉のすぐ脇で『じゅわ、じゅわ』という音が聞こえ…佐藤の左手が落ちており、壁に丸い穴が開いていた。
これは9巻で出てきた、『亜人は再生の障害となる物体があれば、それを分解する』という特性を利用したもの。
穴からは銃口が見え、佐藤が武器庫内から発砲する。
それに対し、廊下側から穴に銃口を突っ込み、応戦する3尉。
「コッチの穴からスタングレネードを投げ入れる。それを合図に突入しろ」と、3尉が隊員らに指示を出す。
この壁の穴…実は、佐藤が武器庫側の壁面に爆破薬を仕掛けていた。
バチンと音がした瞬間、爆発が起こり、3尉らは爆発に巻き込まれる。
煙の中から3尉の姿が見えるが。
頭や口から血を流し、さらに右手首が失われ、床には血溜まりができていた。
重傷を負ってしまった3尉。
爆発で開いた大穴から佐藤が現れ、廊下にいた残りの自衛官らを撃つ。
3尉の手前にいた一人の自衛官が佐藤を狙撃しようとするが、負傷した3尉がちょうど盾になっている。
この位置からでは、3尉を撃ってしまうかもしれない。
照準器に映る3尉と佐藤の姿。
しかし、3尉の目が雄弁に物語っていた。
『ためらうな、撃て』と。
「了解」と、呟く自衛官。
3尉への誤射を恐れず、彼は引き金を引いた。
息が合ったコンビ
「おぉ!?」と、さすがの佐藤も驚く。
盾にしていた3尉もろとも発砲してくるとは思わなかっただろう。
自衛官が放った銃弾は、佐藤の頭部と3尉の身体に命中した。
頭部を撃たれ、佐藤の動きが止まる。
「拘束帯用意!」
このままリセットする暇も与えず、撃ち続けることができるのか…!?
と思ったら、壁の大穴から佐藤のIBMが現れた!
IBMによって自衛官は攻撃を受けるが、「一斉射撃!消失まで時間を稼げ!」と合図を出す。
その合図を聞き、残りの自衛官らはIBMの攻撃を受けていた自衛官もろとも一斉射撃を行う。
激しい攻撃を受けるIBM。
銃弾を食らいながらも、どうにかIBMは佐藤の身体を掴むと、横の部屋へと回避した。
復活する佐藤。
楽しそうに笑いながら、「なめてた!骨あるじゃない」と言うが。
すぐさま、自衛官らの追撃が始まった。
佐藤とIBMは左右に散る。
IBMに銃を投げると、「いくぜ、タブス」と声を掛ける佐藤。
「オーケー、ソニー」と、銃を受け取ったIBMが答える。
まとめ
特捜刑事マイアミ・バイスですかね。
刑事ドラマも観るんですね、佐藤さん。
今回は久しぶりに佐藤さんのドラマネタが出ましたよ。
わぁ、佐藤さん楽しそう!
ついに始まった本気の自衛隊との戦い。
前回、3尉が言っていた『SATと同じような状況になった場合、仲間への誤射は気にせず撃て』という台詞通りになった54.2話。
佐藤とのガチな戦いはアツい!
今回、何と言っても3尉の目ですよ。
部下に向けて、あの雄弁に物語っている目。
力強い目と分厚い漢っぷり。
そして3尉の考えを汲み取り、味方への誤射も恐れない部下達。
相変わらずアクションシーンも無駄がなく、全体通してカッコいいです。
…3尉…やっぱり亡くなってしまったのか…?
黒服の平沢みたいに、情に流されず任務を完遂しようという姿勢がハードボイルドでカッコよかったんですが…。
ハードボイルド…。
固ゆで卵。
まだ引き続き、佐藤VS自衛隊の戦いは続いていきそうです。
しかも、次はIBMとタッグを組んで戦うことになりそう。
IBMの「オーケー、ソニー」の台詞が、片言じゃなくてなめらか。
佐藤さんとIBM、仲いいですね。
永井くんのところはIBMと仲よくなれたんでしょうかね。
続きはこちら。
亜人54.3話のネタバレ感想【えっ…誰?】
コメント
亜人、今一番気になる漫画です。月刊誌で毎号読んだ後、貴サイトの解説を拝見しています。さて、渋くてかっこいい3尉は残念ながら亡くなってしまいましたが、実在するこの方が、モデルの様な気が致します。
https://goo.gl/images/JVpb8g
匿名さんへ
コメントありがとうございます。
実在の方が3尉のモデルになっていたとは知りませんでした!
元海上自衛官の方で、髪型といいジャケット姿も3尉と似ていますね。
とあるインタビュー記事を読んでみましたが、自衛隊の任務遂行について真摯に嘘偽りなく語られていて、3尉のような渋さとカッコよさを感じました。
貴重な情報をありがとうございました!
私のコメントへのレス、有難うございます。また何か面白い話を見つけたら、投稿させて頂きますね。