亜人50話のネタバレ感想【リンクの上で歓喜の声を上げる】

亜人

(good!アフタヌーン 2017年6号)

 

くろやんです。
既に単行本の11巻も発売されて今更な感じですが、前回の続きから本誌の感想を書いていこうと思います。

え、前回っていつよ?
4月に発売された本誌の続き?
遅すぎじゃね??
まあ、お気になさらず。

 

亜人本誌のネタバレ感想を紹介します。
前回49話はこちらです。
亜人49話のネタバレ感想【始まりの場所へ】

 

FILE:50 約束の地

以下、11巻のネタバレを含みます。

 

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会談の日だよ!全員集合

さあ、厚労省と佐藤たちの会談の日がやってきました。
会談場所に向かおうとする佐藤たち。
「運転は田中君ね」と、車の運転を田中に頼もうとする佐藤。
しかし田中、その佐藤の言葉を華麗にスルーして別の車に乗ってしまいます。

 

すごいな…田中。
そこまで見事なスルー能力の持ち主だったとは…。
というか、田中はもう佐藤たちとは一線を引いてる感がある。

 

そんな田中の行動にも特に気にした様子もなく、「いいよ!後ろから付いてくから!」と気軽な口調で佐藤は言う。
スルーされても怒らない佐藤さん。
さすが器が大きいね。

出発する佐藤チーム。
奥山は一人残って留守番のよう。
「本当にやるんだね?」と問う奥山に、「やるよ!」と答える佐藤。

 

 

一方の圭たち。
一足先に会談場所に到着したみたいです。
そこは入間市市民体育館。
大臣たちはまだ来ていないので、今のうちに間取り等の確認をしようということらしい。

 

体育館に入る攻と泉。
「僕はいいや。学校行事で何回も来てるから」と言って、圭は中に入らず。
地元だから何回も来てるんですね。
学校行事って、現役高校生らしい言葉。

 

シンプルな感情

体育館の中に入らずにいた圭と戸崎。
すると、まだ残っていたオグラ博士から「フラッドには気をつけろ」と助言が。
オグラ博士、何か気になる話をしてくれるようです。

 

それは、あるオランダ人金メダリストの話。
彼は亜人だった。
スピードスケートの選手だった彼はゴール直後、転倒し死亡してしまった。
その時、『勝利の喜び』と『復活』が重なり、フラッドが発現。
フラッドで作り出されたIBMたちは、消失するまでの約5分間、リンクの上で歓喜し続けたという。

 

想像してみよう。
リンクの上で喜びの声を上げる10~15体のIBMたち。
普通の人間にはIBMは見えていないけど、亜人がいたらIBMの姿は見えてる。
IBMたち超喜んでる、めちゃくちゃ嬉しそう。
オランダ人金メダリストの本人にとっては、「ちょっ恥ずかしいwもういいから!早く消えて」って感じだと思う。

 

 

フラッドで作り出されたIBMはコントロールが効かず、発現の発端となったシンプルな感情に従い、行動し続ける。
オランダ人金メダリストの場合は『歓喜』、中村慎也事件の場合は『殺意』

フラッドは稀な現象だが、もしこれが永井圭で起こってしまったら。
IBMが平均の3倍濃い永井圭の場合は、フラッドで作り出されるIBMが10~20体どころじゃなくなるだろう。

 

単純に考えてみると、約30~60体のIBMが作り出されて…消失するまでの時間も長くて…しかも、その発現の発端が中村慎也事件のように『殺意』だったら…。
これは何かのフラグですかね、博士!

しかも「気をつけろ」って言っておいて、最後には「いや、やっぱり気をつけなくていい」って、どっちやねん。
読者を翻弄するオグラ博士。
そして意味深なフラグを残して、博士は行ってしまった。

 

オグラ博士が去った後の圭と戸崎。
会談まであと2時間。
作戦は立てたのかと尋ねる戸崎に、立てようがないと答える圭。

 

佐藤は今日、何らかの方法で何らかをして決着をつける気だろう。
とにかく佐藤を発見し次第、隙があろうとなかろうと、麻酔銃を撃つ。
これ以上ないっていうぐらい、シンプル過ぎる作戦。

 

体育館内部の警備員室。
曽我部が中に入ると、戸崎と泉がいた。
監視カメラに映った映像を観る戸崎。
曽我部は大臣が到着したことを伝えると、「先輩。ギスギスした空気はやめませんか?」と戸崎に言う。
黙ったままの戸崎。

 

「あのー、田…下村さん。あなたの年齢・身長・体重は?」と、唐突に泉に質問する曽我部。
『田井中』と言おうとして、言い直すとこがわざとらしい。
そして、尋ねる口調がなんかスリーサイズを訊くみたいだ。

「今のうち色々知っておきたくて」って曽我部!そのデータを一体何に使うつもりなのか怪しすぎる!
と思ってたら、モニター画面に一台の車が映って、曽我部のお喋りタイムが終わりました。

 

 

入間市市民体育館に到着する一台の車。
体育館近くのビル屋上から、その車の様子を監視する圭と攻。
車から降りてきたのは…田中一人。
「他の連中はドコだ」と、戸惑う圭たち。

 

ありゃ、田中以外のメンバーがいないんですが。
後続車もなく、他のカメラに不審な人物も映っていない。
奴らの作戦か何かか?どうなってる…

考え始める圭。
やがて、「あ」と何かに気づく。

 

「今日は何月何日だ?」と攻に問いかける圭。
不思議そうにする攻に、圭は「走れ」と言う。

 

まとめ

AJIN Question!!
今日は何月何日でしょう?

答え、わからん。
皆目わからないです。
唐突に始まる難易度の高いクイズです。

 

この一話だけではヒントが少なすぎる。
もう11巻も発売されてますし、答えは後に調べてみましたが本誌発売当時、これを正確に当てた亜人読者が一体何人いたでしょうか。
入間市の地元の人はわかったかもしれませんね。

 

いよいよ厚労省と佐藤らの会談当日となって、それぞれが行動を開始しました。
オグラ博士が言ったフラッドについての話だったり、会談場所に現れない佐藤や、曽我部の怪しさ全開の質問など、気になる内容が色々です。

 

 

やはり特に気になったのは、フラッドの話でしょうか。
これは今後フラッドが出てくる可能性大だ…。
佐藤との戦いの切り札として、フラッドが関係してきそう。

 

そして、まさか亜人に金メダリストがいたとは…その人金メダルとるぐらいだから、かなり目立ってますね。
そんな表立って活動する亜人がいるなんて(テロ以外で)
でも、芸能人とか政治家とか有名人の中で、本人が気が付いてないだけで実は亜人がいてもおかしくないですし。

 

リンクの上で歓喜するIBMたちのコマがシリアスな説明シーンなのに、なぜか和むというか何というか。
めっちゃ感極まって嬉しそうだよ!
6巻のアイオワ農家のIBMが、トラクターに乗ってコーンの刈り入れしてるシーンみたいに和む。
IBMってカッコいいけど、こういうシーンみると可愛く見えてきます。

続きはこちら。
亜人51話のネタバレ感想【竹井さんのささやかな趣味】

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あの漫画のここが気になる!!!

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