(桜井画門『亜人』70話)
どうも、くろやんです。
今月号は4日に発売でした。
いつもみたいに7日発売だと思ってのんびりしてたら、とっくに発売されてました。
発売早いわぁ。
ビックリするわぁ。
亜人本誌のネタバレ感想を紹介します。
前回69話はこちらです。
亜人69話のネタバレ感想【高木と杉村とDio】
FILE:70 献辞
以下、15巻のネタバレを含みます。
70話のあらすじ
戦闘機に乗った佐藤が入間基地へ帰還。
そのまま戦闘機は基地内の給油所へと突っ込み、ガソリンに引火したことにより大爆発が起きる。
近くにいた圭は爆発に巻き込まれ、泉と田中も飛んで来た瓦礫によって車が横転。
また、地下にいた対亜も爆発の影響で天井が崩落し、生き埋めとなってしまう。
無事だったのは攻と秋山の二名だけ。
周囲が燃えさかる炎の中、再生する圭。
圭の目の前に佐藤が現れる。
佐藤は戦闘機で墜落する瞬間、操縦席から脱出していた。
なぜ、入間基地に戻ってきたのか。
圭の問いかけに、佐藤は「ちゃんと挨拶しとかなきゃなって」と答える。
これまでの出来事を振り返る佐藤。
「おもしろかったよ。君のおかげで!」と言う。
研究所で圭と戦ったとき、初めて不死身の人間と戦った。
普通の人間と違う、亜人との戦いは新鮮だった。
その新鮮な気持ちを教えてくれた圭に対し、佐藤は感謝の言葉を述べる。
そして佐藤は、この戦いをここで終わらせ『海外に行く』と話す。
普通に着陸するわけがない
作戦開始
『佐藤の腕を奪取し、穴へ入れて完全拘束する』
↓
タイムリミットギリギリで間に合う。
↓
しかし佐藤、復活せず。
↓
佐藤、普通に戦闘機で帰還。
「永井くーん(^o^)/」
「( ゚Д゚)・・・」
この続きです。
笑顔で手を振りながら入間基地へと帰ってきた佐藤。
眩しい笑顔は、まるで親しい友達か彼女のよう。
普通に着陸するかと思ったら、そんなわけがなかった。
あの佐藤さんだから、こうなる。
そりゃあ、こうなるわな!
戦闘機は給油所に墜落し、大爆発が起きます。
派手にやらかしてくれましたねぇ。
そういえば、フォージ安全で転送した後も爆発を起こしてましたね。
爆発好きなんですね、佐藤さん。
近くにいた圭はもろに爆発に巻き込まれ、被害はさらに拡大。
地下にある燃料は配管を通じて、他の該当施設にも繋がっている。
対亜メンバーがいた地下の天井が崩落。
地下にいた対亜は生き埋めに…。
いや、あの対亜が簡単にやられるわけがない!
きっとこういう訓練もしてたんですよ。
対亜の復活を待ってる。
そして炎の中、何とか再生した圭。
「クソ…ケータイどこ行った…」と、攻たちと連絡をとるためスマホを探します。
あの爆発でスマホもぶっ壊れてしまったんじゃ…と思っていたら、圭の目の前にちゃんと原形とどめて落ちていました。
何という奇跡のスマホなんでしょう。
(桜井画門『亜人』70話)
スマホが落ちている先、炎の中こちらに向かってやって来る人物の姿が…。
♪ダダンダンダダン!
この絵を見ると、ターミネーターの曲が頭ん中流れてきそうです。
そういえば佐藤さん、ちゃっかり戦闘機から脱出してましたね。
もう戦闘機で突っ込むの飽きてたから、普通に脱出したんでしょうか。
もう「スリル満点!」のノリじゃない佐藤さん。
思い出を振り返ろう
対峙する圭と佐藤。
相変わらず笑みを浮かべる佐藤と、すでに疲れ切った表情の圭。
いや…疲れ切ってるというか、呆れてるような?
何か空気が違う。
前にフォージ安全で対峙したときみたいな緊張感ある空気じゃないぞ。
『この人もう付き合いきれんわぁ』みたいな顔してる圭。
さんざんね、振り回された方は怒って呆れるんですよ…。
佐藤はなぜ入間基地に戻ってきたのか。
それは、圭に感謝の言葉と別れの挨拶を述べるため。
ここから佐藤の思い出振り返りコーナーが始まります。
主に思い出す場面は、佐藤無双の場面ばかりですが。
「思い返すと、いろんなことがあったね」「覚えてるかな。研究所でのこと…」
台詞だけ書き出すと、まるで別れを切り出す彼女の台詞みたいです。
あながち間違いではないかもしれない。
(桜井画門『亜人』70話)
研究所での圭との戦闘。
不死身の人間との戦いは新鮮だった、と語る佐藤。
そして佐藤は、新鮮な気持ちを教えてくれた圭に感謝します。
佐藤はこの戦いをここで終わらせるそう。
で、佐藤は次に何をするかというと、「海外に行くよ」だそう。
もう日本には長いこといて、十分やりきった。
なにより…。
「世界のTVゲームシーンを日本が牽引してるとは、もうまったく思えないしね」だそう。
何を言ってるのか、ちょっとよくわからないす。
困ったっす。
まあ、そんなわけで佐藤は最終ウェーブにも飽きたし、日本のゲームはもうえいわってなったそうで、他の国へ行くそうです。
何じゃそら!
佐藤の次の行き先はどこでしょうね。
軍隊も徴兵制もあって、プロゲーマー育成に政府も力を入れてる国。
なぞなぞみたい。
最後、「それじゃあ!永…」と別れの言葉を言おうとした佐藤。
このあと、何が起きるのか。
まとめ
入間基地へ帰還した佐藤。
いよいよ激しい戦闘が始まるかと思ったら、これまでの思い出を振り返って感謝して、別れの挨拶を始めました。
ええぇ??このタイミングで急にお別れされても…。
相変わらず周囲を振り回す佐藤さん。
飽きたから最終ウェーブも勝手に終了させて、世界のTVゲームを日本が牽引してると思えないからもう別の国へ行くよ~って!
もう何が何だかわからない。
人を翻弄しすぎや…佐藤さん。
彼はとんでもない小悪魔系でした。
小悪魔系おっさんです。
新しいジャンルを確立させました。
そういえば、佐藤が日本に来るきっかけになった10巻の47話。
あのとき叔父に、日本の支部で組織の若い連中を鍛えてほしいって頼まれたんですね。
最初は「パックマンの新作が出るんだ」と断っていた佐藤。
しかし、日本はパックマンを作った国だと言われて、興味が出て行く気になった…というのを今回思い出しました。
日本に来るきっかけもゲーム。
日本を出るきっかけもゲーム。
それだけゲームが好きなんだよ、佐藤さんは。
いや、だからってここで戦わずにお別れされても!
コメント
世界のTVゲームシーンを日本が牽引してるとは、もうまったく思えない…
これはまた、予想もしないかたちで今の日本を批判するメッセージが入りましね。
匿名さんへ
コメントありがとうございます。
47話で佐藤が日本に来るきっかけになったパックマンから現在まで。
今回の佐藤の台詞は、日本を含む世界のTVゲームシーンの移り変わりを表していて面白いなぁと思いました。
ゲームに詳しかったら、佐藤の台詞にすごく共感できそうですね(私はあまりゲームに詳しくないので…)