(good!アフタヌーン 2019年4号)
どうも、くろやんです。
最近この挨拶を入れるのを忘れていました。
でも、未だに『くろやん』という名前に自分自身が慣れていません。
どうもどうも。
亜人本誌のネタバレ感想を紹介します。
前回66話はこちらです。
亜人66話のネタバレ感想【彼女は亜人、彼は人間】
FILE:66.5 デッドヒート②
以下、14巻のネタバレを含みます。
66.5話のあらすじ
入間基地の地下。
対亜の攻撃によって血を流し倒れたゲンを連れ、高橋は奥の部屋へ後退する。
そして、対亜の前には高橋のIBMが現れた。
対亜は天井の配水管を撃とうと考えるが、その位置では梁(はり)に隠れ、配水管が撃てない。
高橋のIBMは怒り叫ぶ。
IBMは目の前の対亜に向かって攻撃を仕掛けようと迫るが、奥に隠れていたもう一人の対亜がIBMを迎撃する。
穴熊(アナグマ)と呼ばれた対亜の攻撃によって、そのまま押し戻される高橋のIBM。
佐藤の腕が置かれた台までIBMを押し戻すと、穴熊は天井の配水管を撃ち抜く。
降り注ぐ水によって、高橋のIBMは活動を停止した。
奥の部屋へ後退した高橋とゲン。
瀕死のゲンに向かって、涙を流しながら高橋は「絶対…お前も亜人だ!生き返れ!」と発破をかける。
しかしゲンは、『兄弟で亜人なわけないだろう』と言葉を返す。
俺を一人にしないでくれ。
そう弱気になる高橋に、ゲンは軽い冗談を言って笑わせると、「楽しんでるか?」と問いかける。
ゲンの最期の問いに笑って答える高橋。
奥の部屋へと接近する対亜メンバー。
高橋は自らを鼓舞すると、両手に銃を構えて、対亜へと向かって行った。
声を上げながら乱射する高橋。
すべての弾を撃ち尽くした後、背後から麻酔銃で撃たれ、高橋は眠りにつくのだった。
ジャミラジャミラ
今回は66.5話です。
前回66話の後半戦になります。
『ゲンは人間』
対亜に撃たれたゲンは瀕死。
そして高橋は怒り、IBMを放出させます。
なんてこった。
いつもふざけて騒いでいた高橋&ゲンの二人に、こんなアツい展開がくるなんて。
高橋のIBM VS 対亜
今回新たに名前が判明した対亜メンバーのうちの一人、穴熊(アナグマ)の活躍によって、高橋のIBMは攻撃する間なく押し戻されます。
穴熊が持っているこの武器…何て言う銃なんだろう…。
どういうものなのかよくわからない。
重たい一撃を放つ銃です。
銃声からして『ドガン』と重低音な感じです。
(追記)
穴熊が持っていた武器についてコメント欄で教えていただきました。
教えてくださって、ありがとうございました!
そして、押し戻されたIBMは配水管の水によって活動停止となります。
やはり対亜強し。
指揮をとるリーダーみたいな一人が的確に指示を出し、抜群のチームワークで動いています。
冷静沈着、カッコいいじゃないですか。
今回わかった事実。
高橋のIBMの凹みみたいな口みたいな部分。
あそこはやっぱり口で、横からみると上部に歯のような、ヒゲのようなものがありました。
何か見覚えがあると思ったら、クジラの口の中のヒゲだ!
そうだ!クジラだ!
ジャミラというよりはクジラだ!
実は私はジャミラをよく知らず、検索してみると確かに高橋のIBMはジャミラに似ていました。
しかし、口の中にヒゲがあるという今回の発見。
ジャミラに似たクジラ、いやクジラに似たジャミラ?
IBMも部分的に、何かの生き物に似た形状をしていたりと面白いなぁ。
兄弟
瀕死のゲン。
そんなゲンに高橋は、「お前も亜人だ」「生き返れ」「また一緒にやってやろうぜ」と、奮い立たせる言葉を掛けます。
しかし、ゲンが返した言葉は…。
「兄弟で亜人なわけないだろ…兄貴」
兄弟!?
前回からカミングアウトが激しすぎる。
『ゲンは人間』というカミングアウトに続き、『高橋とゲンは兄弟』という驚きの事実。
高橋とゲンは兄弟だったようです。
高橋が兄で、ゲンが弟。
兄弟…兄弟かぁ…!わお。
まったくわからなかったよ。
似て…似て…るような…?
似てない…ような??
あっ、二人ともノリは一緒だね。
高橋が泣きながら「俺を一人にしないでくれ…」って言ったり、ゲンの死を本気で哀しんだり…。
ゲンも瀕死の状態なのに、最期にふざけて高橋を笑わせようとしたり…。
こんな泣けるアツい展開がくるなんて思わなかった。
ゲンが亡くなり、一人で対亜に向かう高橋。
吹っ切れたような表情で。
自らを奮い立たせて叫びながら、弾が続く限り撃ち続け。
最後、撃ち尽くし終えた高橋のこの横顔。
(桜井画門『亜人』66.5話)
IBMを使い果たし力をすべて出し切り、やりきった表情で「最ッ高だな。ゲン」と言う。
いつだって楽しんでいる。
力の続く限り、高橋は戦い楽しんだ。
そして最後、対亜によって背後から麻酔銃で撃たれ、高橋は戦闘不能に。
眠りにつく寸前、高橋の視界に映ったのは、奥の部屋で横たわり動かなくなったゲンの足。
ゲンを失った高橋の哀しみを感じながら、余韻を残す静かな終わり方でした。
高橋の視点でゲンの足を映し、まるで映画を観ているようなコマ割りで、この見せ方は上手い。
そして、切ない。
まとめ
高橋とゲンを主役とした66話が終わりました。
高橋&ゲン VS 対亜
対亜の冷静沈着かつ抜群のチームワークによって、『佐藤の腕を奪取』がこれでクリア。
腕は無事に奪取出来たので、次は腕を入れる『穴探し』です。
今回終わりにチラッと攻が出てきました。
秋山の報告によると、地下にはそれらしき穴はないとのこと。
あとは、地上で穴を探す攻にすべてが掛かっています。
必死に穴を探す攻。
「だから…どこにでもあるもんじゃないんだって…!」
焦る攻の目の前に奇跡が…!
穴見つかったのか!?
奇跡が起こったのか!
そして、高橋とゲン。
人間のゲンは生き返ることなく亡くなり、高橋は麻酔銃を撃たれ戦闘不能に。
この二人は最後まで笑って楽しんでるのが似合うな。
二人の会話や最後の高橋の視線、二人の絆を感じながら、切なくもなる。
追記:66話の補足感想【ゲンの伏線】
あと、対亜のハードボイルドな戦闘スタイルがカッコいい。
取り乱すことなく冷静に、淡々とそれぞれが任務をこなす。
やはり対亜強し。
対亜5人と佐藤が戦ったらどうなるんだろう。
さすがに5人が一度に攻めたら、佐藤も隙が出来るんじゃ…。
うーん…。
続きはこちら。
亜人67話のネタバレ感想【ざわ…ざわ…】
コメント
穴熊が持っていた武器はAA-12という連射できるショットガンですね!
もの凄い制圧力があります。
匿名さんへ
穴熊が持っていた武器はAA-12というんですね。
よかった、とてもスッキリしました!
そういった銃関係の知識がないので、教えてくださって助かりました。
コメントありがとうございました!