(good!アフタヌーン 2016年2号)
くろやんです。
good!アフタヌーン本誌では35話の続きは35.5話となっていましたが、単行本では35話となって、前回からそのままストーリーが繋がっていました。
前回35話はこちらです。
亜人35話のネタバレ感想【佐藤さんの3分クッキング】
表紙の『全人類よ、嘱目せよ』ってかっこいいですね。
全く読み方知らなかったですけどね。
嘱目(しょくもく)だそうです(*´ω`)へぇ~
日常生活で言ってみたいですね。
学校とか職場で、自分を見てほしい時とかに「嘱目せよ!」って、使ったら良さそうですね。
FILE:35.5 The Man Trap②
(単行本は前回のままFILE:35 The Man Trap)
以下、8巻のネタバレを含みます。
平沢と真鍋の背中
佐藤の全くわからない、謎の作戦が始まる。
キッチンで、まるで料理でも始めるような雰囲気の佐藤。
四角い中華包丁を振り上げ…。
そしてまな板の上で、勢いよく自分の左手首を切り落とした。
えぇぇぇ( ゚Д゚)ま、まじで…?
15階、社長室での平沢達。
それぞれ次の戦いに向けて武器の確認をする。
真鍋が平沢に話しかける。
「今のうち、返しておくよ。あんたから貰った銃だ」と言って、平沢に銃を渡す真鍋。
真鍋は今回の仕事が終わったら、この稼業から足を洗うそう。
黒服メンバー四人のうち年配の男が「やめてどうする」と問うと、「伊豆にいい物件があってな、そこでのんびりする」と答える真鍋。
これまで人間相手に仕事をしてきたが、死なない亜人との戦いになってきた。
真鍋はここらで潮時だ、と感じていたらしい。
年配の男は「俺は好きでやってんだ」と言い、まだこの稼業から足を洗う気はないよう。
四人のなかで一番若い男も、本を読みながら「金が貰えれば何でもいい」と言う。
平沢と並んで立ち、「湾岸でも…その後も…。あんたには色々お世話になったなぁ」と、感謝する真鍋。
今回の仕事で最後だとすると、二人の背中が少し寂しげ。
豊郷林業という名の材木工場。
二人組の男が作業していると、突然一人が銃で撃たれる。
現れたのは銃を持った佐藤だった。
左手首から先が無く、包帯を巻いている。
驚く作業員に、「ある機械を貸してくれないかな」と言う佐藤。
いるべくして、ココにいる
機械室での圭と攻。
前回から引き続き、同じ状態だったよう。
ここで戸崎から「1時間以上待っているぞ。仕切り直すべきじゃないか?」と連絡が。
「お前の介入を佐藤が知って、楽しいことが待ってるなんて思うのか?」と、戸崎は圭に尋ねる。
それについて圭は、以前研究所の屋上で佐藤と記憶が交差した話をする。
あの時、記憶だけじゃなく『精神状態』も交差したという圭。
佐藤には圭の恐怖心が伝わり、圭には佐藤の冷静さが伝わったそう。
そして同時に、佐藤の高揚感も。
佐藤は圭に興味を持ち、動き一つ一つを気に入っていたという。
この確信は、当事者である圭と佐藤にしかわからない。
「君はいるべくして、ココにいるような気がしてきたよ」という戸崎の言葉に、「迷惑ですね」と言う圭。
フォージ安全ビルの外にいた刑事の男。
実況検分の途中で、「配達なんすけど」と、バイク便の配達員が声を掛ける。
フォージ安全社員宛ての荷物で中身は食べ物らしく、サインが貰えないと帰れないという配達員。
刑事が荷物の中身を確認すると、ジップロックに入った揚げ手羽先だった。
「こんな時に…ココの社員はどうかしてるな」と、呆れる刑事。
そこに、「ちょっと!うちの荷物ですよ」とフォージ安全社員がやって来る。
あっ!前回ブラック社長の言いつけに従った社畜くん。
「爆発するかもよ」と皮肉を言う刑事に、「警察署より厳重な検査を経て搬入します。ご安心を」と、皮肉で返すフォージ安全社員。
フォージ安全ビル内1階。
配達員が持ってきた荷物(揚げ手羽先)はX線検査に通される。
検査画面には骨しか映っていない。
「不審物なし、10階へ」と、チェックを行った社員が言う。
バイク便が配達した揚げ手羽先は、10階の機械室へ届けられることに。
普通の人間はやらない予想外の転送方法
材木工場での佐藤。
作業員に貸してほしいと言った機械は、木材破砕機だった。
これを使うと、丸太を5センチ四方のチップに砕けるという。
木材破砕機の前に立ち、「そろそろかな…」と呟く佐藤。
作業員に機械を動かすよう指示すると、刃のついたローラー部分が回転し始める。
フォージ安全ビル10階、機械室。
何か届いてるぞと、一人の社員が荷物を持ってくる。
「揚げ鶏だって」「いいねぇ、休憩にしよう」「誰だ?注文したの」
中身を確認し、機械室にいた二名の社員と休憩にしようという話に。
材木工場での佐藤。
木材破砕機が稼働し不気味な音を立てている。
そして、コンベア部分に乗ってタイミングを待つ佐藤。
作業員が恐ろしげに「何…する気だ?」と問いかける。
「うまくいけば、珍しいものが見れるよ。ミスター・スポック」と言う佐藤。
ミスター・スポック、『スタートレック』っていうアメリカのSFテレビドラマの登場人物らしい。
こんな緊迫した時まで、佐藤さんらしい台詞。
フォージ安全ビル機械室。
休憩にしようと、一人の社員が皿に袋の中身を出し始める。
何かに気付いた社員。
皿の上、揚げ手羽先と一緒に、衣がついて揚がった人間の手首が…。
亜人は最も大きな肉片を核に再生する。
『転送』だ。
佐藤は木材破砕機に飛び込んだ。
刃のついたローラーで身体が細かく砕かれ、排出口から血が噴き出す。
目の前の状況に驚く機械室の社員ら。
皿にあった手首を核に、IBM粒子が渦を巻いて集まっていく。
そして、再生された佐藤の身体が現れる。
佐藤さん何も纏ってない、全裸。
60代と思えない鍛え抜かれた肉体、すごい。
叫び声を上げる社員達。
機械室のダクトに身を潜めていた圭、何か聞こえたように感じる。
「聞こえたか?今、何か…」と攻に尋ねるが、攻は声に気付いていないようで、「何かの音はするだろ」と言う。
いきなり侵入する方法なんてあるはずない。
そう思っていた圭だったが、ある考えが思いついてしまう。
しかしそれは、普通の人間がやろうと思うような方法じゃない。
その予想外の方法で、佐藤はやって来た。
まとめ
な、何から書いたらいいんだろう…(;´∀`)
いつもよりページ数は短いはずなのに、やたら濃い内容だった。
とにかく今回はアレです。
佐藤ファンに向けたサービスショットの数々でした。
手首切り落とすわ、破砕機で身体細かく刻むわ、最後に全裸です。
流血のショッキングな描写が続いて、最後に全裸です。
佐藤さん、この漫画のなかでインパクトありすぎる。
なんかわからんけど、輝いているよ。
確かにあの転送は、普通の人間はやろうと思わないよ!
痛すぎるよ(゚∀゚)!
感想が全裸しか書いてないので、普通の感想書きます。
真鍋と平沢さんの、渋いやり取りがなにげに好きです。
あのコマは二人の背中が色々語っていますね。
でも、このやり取りがあることで、彼らにフラグが立ったように感じてしまう…( ;∀;)
人間の平沢さん達は、この戦いで生き残れるだろうか。
そういえば今回、佐藤さんのカラッと揚がった手首もインパクトありました。
斬新すぎる手羽先ですね。
次回からいきなり圭VS佐藤の戦いが始まるのかな。
テンション上がってくるなぁ。
ますます亜人の今後の展開が気になってくる。
続きはこちらです。
亜人36話のネタバレ感想【来ちゃった】