(桜井画門『亜人』4巻132p)
くろやんです。
死なない亜人の痛みについて、思うこと。
短いです。
アニメの第2話。
圭が亜人と発覚し、カイとバイクで逃走するようになってから。
もし捕まったらどうなるか、本当に不死身かどうか調べられ、何度も何度も殺される。
「それだけは嫌だ!」と思う圭。
トラックに轢かれた時…
ほんの一瞬…いや、一瞬よりは長く
痛かったんだ…すごく!
不死身の亜人と言っても、人間と同じで痛覚はあるんですね。
アニメでは、この圭の台詞に間があり、より『痛い』という感情が強く表現されていると感じました。
以下、原作7巻までのネタバレ含みます。
4巻でオグラは、「耐えられる程度なのさ…体の痛みなんてのは」と言っていました。
まあ、体の痛みってある程度は我慢できますね、ある程度は。
あんまり痛いと嫌ですけど( ;∀;)
亜人の場合、何度も死ぬことで普通の人間より痛覚が麻痺しやすくなるのかもしれない。
「痛みに対する反応の仕方で、これまでに何回死んだかを、おおよそ予測できる」
2巻で研究員が言っていた、この言葉が正しいとすると…。
躊躇なく自分の腕を切り落とし、顔色ひとつ変えず自分をリセットできる佐藤さんは、今まで一体何回死んだんだろう。
そういえば過去の回想で、ベトナムでの戦いの時も『痛い』という表情はなかった。
スリルを楽しむ方が大事だから、もともと痛覚が麻痺しているのか、痛いと感じても表情に表れないのか。
佐藤さんの場合、後者の表情に表れないだけかも。
他の亜人は痛みに対してどうかというと。
圭と亜人バトルを繰り広げた攻は、足を木の棒で突き刺された時に「痛ってぇ!」と、思いっきり口に出していました。
セキュリティ・サーバー室でIBMの使用限度に達した奥山は、様子を見に来た警備員らを排除するため、共に感電という捨て身の戦法に。
表情は変わらないけど、「はぁ。痛いな、感電て」と言います。
他の亜人も、言葉にしてなくても顔をしかめたり。それぞれですね。
やっぱり痛いものは痛いみたいです。
亜人は不死身だけど、痛みは感じるよ!
亜人の間で無茶な捨て身の戦いが流行ってるけど、みんな痛いの我慢してるだけだからね!
たまに体だけじゃなくて、心も痛い時もあるからね!
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