『いぬやしき』単行本表紙の対比がいいね

いぬやしき

(奥浩哉『いぬやしき』1巻)

 

今月からアニメが始まった『いぬやしき』
Amazonプライム・ビデオで観てますよ。
原作に忠実な感じで、これからどう盛り上がってくるのか楽しみです。
OPも独特な映像で結構好きですね。

頑張れ、犬屋敷さん!
アニメでヒーローになるとこ楽しみにしてる。

 

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単行本を振り返ってみて、いぬやしきは単行本の表紙がいいなぁと思いました。
物語の主人公である機械になった人間・犬屋敷さんと皓、この二人が交互に表紙を飾っていきます。

キッチリ最終巻の10巻まで、それぞれ交互に表紙になってます。
しかも、犬屋敷さんは白を背景に、皓は黒を背景に。
善と悪と。白と黒と。
このコントラストがいいんですよねぇ。

 

お互いに正面からのカット。
満面の笑みを見せる犬屋敷さん。
はじまりの1巻では悲愴感漂うシーンが多くて、こんな表情なかったけど。
対する2巻の皓は、笑顔ではなく毅然とした表情。
2巻の内容的に、犬屋敷さんみたいな満面の笑みで皓が表紙飾ってたら戸惑う。

 

 

頭パッカーンな3巻の犬屋敷さん。
1巻と比べると、めっちゃサイボーグ・ロボ爺ちゃんになってる。
よく見ると瞳が赤い。
対する4巻の皓は、そこまで頭パッカーンじゃない。
サイボーグ・ロボ感たっぷりで、悪の魅力を感じる色使い。

 

 

犬屋敷さんの背中のジェット噴射を映した5巻。
細かいところも丁寧に描写してる。
対する上から俯瞰的な頭パッカーンな6巻の皓。
頭の中、こうなってるんですね。
真ん中の球がGANTZの球に見えてくる。

 

 

これまでの人物がアップとなった表紙と違って、背景有りバージョン。
ビル群の間を飛ぶ上半身裸の犬屋敷さん。
こちらは昼バージョン。
そして、対となる皓は夜バージョン。
ビルの夜景が綺麗です。
こんなところも、ちゃんと対比されていて良い。

 

 

ラストの横顔を映したもの。
顔の向きからバックの白と黒、最後までしっかり対になってます。
そして、どちらも穏やかな表情なのが…こう胸にグッとくるものがあります。

ちょうど10巻の偶数で終わって、最後まで犬屋敷さんと皓の対比がされてるところが好感が持てます。
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漫画の表紙って、個人的にツボにハマったものは何度でも見たくなります。

 

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あの漫画のここが気になる!!!

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