亜人5巻のネタバレ感想【佐藤VS特殊急襲部隊50人】

亜人

亜人の権利をテロリズムによって獲得しようと容赦なく破壊を繰り広げる佐藤。
国中が亜人に対する恐怖に染まっていく。
圭の潜伏先の村も例外ではなかった。

(桜井画門『亜人』5巻より)

 

くろやんです。

前回に引き続き『亜人』5巻のあらすじや感想を紹介していこうと思います。

 

4巻では、とうとうぶっ飛んだテロ活動を始めた佐藤さん。
予想を超えた上空からの爆破テロにグラント製薬本社は倒壊。その続きです。

 

以下、5巻のネタバレを含みます。

 

スポンサーリンク

シンプルな作戦

この惨劇はニュースで速報され、攻や圭、戸崎とそれぞれが知ることとなる。

墜落現場にいた佐藤の元へ、奥山がドローンを使い武器を運んでくる。
つくづく奥山君、機械類に詳しいな。
怪我人の救助にあたる警察官らの目の前に、武装した佐藤が姿を現す。

 

「この国最強の部隊とは?」と問う佐藤。

そこに警視庁特殊急襲部隊(SAT)50名が到着する。
「極論、彼らに勝てれば私達は『最強の軍隊』といえる」と言う佐藤。

 

佐藤の耳にかけた小型カメラから、この戦いがAJN.comで実況中継されていた。
それをiPadで確認した曽我部は、日本中がこの戦闘を見るため負けるわけにはいかない、と戸崎に言う。
「奴も同じだ」と戸崎。

 

麻酔銃の使用は違法で、このような公の場では不可能という。

しかし、オグラ・イクヤから「亜人の殺害が引き金で中村慎也事件が起きたわけではない。殺害には言うほど気を遣う必要はない」と情報を得ていた。

そのため作戦は、復活の隙を与えないよう殺し続けるというものに。

 

 

順々に佐藤の頭を狙い、殺し続けるSAT隊員。
戦略を変えたなと佐藤が気付くが、反撃する前に頭を撃ち抜かれていく。

「奴は人間をナメすぎた」と言う戸崎。
担架を組み、このまま殺し続けて護送車まで運ぶつもりらしい。

 

一方その頃、圭はお婆ちゃんの家でかりんとうを食べていた。

 

反撃の佐藤

順調に作戦が進んでいくと思われたが、隊員の一人がどこからか狙撃される。

真正面のビル屋上にゲンと高橋がいた。
ゲンが双眼鏡で場所を教え、高橋が狙撃するというコンビプレーだった。
佐藤の手枷を撃ち抜くが、まだSATの攻撃が続いて、佐藤は復活することができない。

 

そうしていると、今度は高橋が狙撃され撃たれてしまう。
投降するゲンだがその間、どこから狙撃されているかを田中に伝える。

別のビル屋上から狙撃していたSAT隊員が、隣のビルの異変に気付く。
田中の黒い幽霊が爪でビルをよじ登り、彼らに襲い掛かった。

 

 

また、別のビル内部から狙撃していたSATも、窓ガラスを突き破ってきた田中の幽霊に襲われる。
一人の隊員が発煙筒を使い、スプリンクラーを作動させる。

幽霊との伝達が悪くなり、攻撃の手が止まるが…田中本人が背後から現れ、二人のSATを始末する。

 

復活した高橋は、白い粉的なものを鼻から吸い込み、「キメてやるぜ」と意気揚々。
担架を運ぶSATを狙う高橋と、高橋のライフルを狙うSATと、そのSATを背後から襲う田中の幽霊と。

それぞれの行動が同時に起こり、佐藤は一瞬の隙に復活する。

 

 

もう一度撃ち抜かれるかと思ったが、佐藤の顔の前で銃弾が止まる。
佐藤の上に、佐藤の黒い幽霊が乗っていたのだった。

いよいよ佐藤の反撃が始まる。

 

戦い慣れた様子で圧倒的強さを見せる佐藤。
ここから先はSAT隊員50人を相手にした、佐藤さんの佐藤無双。

 

警察官が不安げに待つなか、現れたのはただ一人、生き残った佐藤だけだった。
まるでジョギングでもしてきたようなノリで、「いやー、疲れたね!」と警察官に話しかける佐藤。

 

恐怖で動けない警察官らや一般人の間を通り抜け、佐藤は歩いて去っていた。
佐藤さん半端ない、一人で国落とせるんじゃないかレベルだ。

 

「ダメか」とモニターを眺め、呟く戸崎。

 

疑惑の目

圭によって、投棄されたトラックに閉じ込められた攻。
いつの間にかトラックの中は、小型テレビや雑誌やティッシュなど物が増えている。

退屈するからと圭からの差し入れだろうか。
意外と気が利く?

 

テレビでは事件現場を映したものや、どこかの偉い教授が亜人について解説する番組が放送されている。
その番組が流れる部屋で、猟銃に弾を込める村人の男がいた。

 

 

圭はお婆ちゃんと雑草を抜いていた。
遠くに見えた村人に圭はあいさつをするが、彼らはどこか警戒した表情で立ち去ってしまう。

連日の亜人に対する報道で、佐藤や田中に加えて圭の写真も流されていた。
自分に疑惑の目が向けられていることに気付く圭。

 

 

村の班長と三人の村人が集まり、圭について話をしていた。
あいつは山中のお婆ちゃんの孫ではなく、亜人の永井圭だと。

そこに圭本人が現れ、「僕は永井圭じゃありません」と言う。
ひょっこり出てきた圭を、孫の良次だと信じろというのは無理がある、と班長。

 

そこで圭は「僕の名前は良次じゃなく、良太です」と、恐らく孫の本当の名前を言った。
圭はお婆ちゃんの孫になりきる演技を始めることに。

続きはこちら。
亜人5巻のネタバレ感想【圭と攻と戸崎、敵の敵は味方か?】

亜人の記事をまとめたページはこちら。
亜人の記事一覧

スポンサーリンク
亜人単行本
スポンサーリンク
スポンサーリンク
あの漫画のここが気になる!!!
タイトルとURLをコピーしました