亜人56話のネタバレ感想【走る止める撃つ!彼女は男前】

亜人

(good!アフタヌーン 2018年4号)

 

どうも、くろやんです。
いつものことながら感想を書くのが遅いです。
もう単行本の12巻が出てるけど、続きから亜人の感想を書いていきます。

 

今回はドラクエで言うところの『○○が仲間に加わった!』ですね。
そして、泉さんが男前。

 

亜人本誌のネタバレ感想を紹介します。
前回55.5話はこちらです。
亜人55.5話のネタバレ感想【戦闘中でも服の心配大事】

 

FILE:56 ROLLING STAR

以下、12巻のネタバレを含みます。

 

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56話のあらすじ

佐藤に裏切られた田中は、大臣に拘束されてしまう。
大臣とボディーガードらは麻酔銃で眠らせた田中を車に乗せ、会談場所の入間市市民体育館から離れる。

 

その大臣らの車を追う泉と攻。
車を走らせ近道を使い、何とか大臣らの車を追い抜くことに成功する。
そして、泉は大臣らの車の前に飛び出し、自らの体で大臣の車を止めてみせた。

 

 

人をはねたことで大臣らが戸惑っている隙に、泉は素早く銃を構え、ボディーガードたちへ攻撃する。
攻も銃撃戦に加わり、無事ボディーガードを片付けた泉は、車に乗っていた田中に「一緒に来て。奴に落とし前つけさせてやろう」と声を掛ける。

 

一度はそれを拒絶する田中だが、思案した後、以前ドラム缶に監禁した亜人(消防士の男ら)の場所を攻に教える。
そして田中は、「そいつを連れて来い。俺達の戦力になりそうな奴が一人いただろ」と言う。

 

泉に向き合い、「助けられちまったからな…てめぇにだけは借りを作らねぇ」と言った田中は手を組むことになった。

 

男前だよ、泉さん

今回のはじめは、佐藤と田中の回想シーンからスタート。
これは2巻の研究所襲撃時の舞台裏ですね。

 

まだIBMを使い慣れていない田中に、雨の中だと操作しにくくなるんだよーと教える佐藤。
「大丈夫。これから色々教えてあげるよ」と、すごく良い人そうな台詞を言ってるのに、11巻であっさり裏切っちゃう佐藤さん。

 

いらなくなったらポイですか。
ポイ捨てですか。
ひどいよぉ(´;ω;`)
この時は田中と一緒に「スイカ割りみたいだね」とか、ほのぼの楽しそうなやり取りしてるのにね。

 

 

そして今回、田中を助けるため行動する泉さんが男前。

泉さんの男前ポイント
・見事なドライビングテクニック
・右折の際「危ねぇだろ!」と怒鳴るドライバーに「うるせー!」と一喝
・大臣の車を躊躇なく体で止める
・意志の強さを感じる瞳
・ボディーガードも大臣も例外なく撃つ撃つ撃つ

 

こんな感じに、走るわ止めるわ撃つわで、泉さん強靱なメンタルで今回は活躍しておりました。
なんて逞しい!頼りになる!
イケメン亜人系女子。

 

手を組んでやるよ

以前からチラチラとこれまでフラグが出ていた、『田中仲間になる』が今回実現しました。
佐藤チームの中では穏健派な田中は、いずれ佐藤とはノリが合わず離れそうな予感はしてましたしね。

 

佐藤に裏切られ、大臣に拘束され、おまけにセメントで埋められ(沈められ)ようとしていた田中。
なんて不憫だ!
これまでの人体実験やら諸々含め、亜人の中でトップの不憫キャラじゃないだろうか。

 

 

佐藤に裏切られたことが分かったあとの意気消沈した表情。
うつろな目で「一人にしてくれ…」って言うところも。
よっぽどショックだったんだろうな。
田中、これまでの行動や言動を見ても、まっとうな性格の持ち主だもんなぁ。

 

今回ヒーロー(泉さん)に救い出され、ようやく田中にもちょい明るい未来が見えてきたか?
思い返せば田中と泉さんは、1巻の病院での邂逅からフォージ安全ビルでの戦いなど、敵同士でお互い因縁のある関係だったんですよね。

 

 

特に9巻、フォージ安全ビルでのIBM同士の戦いで、お互いの記憶が交差したところ。
あそこで二人とも家族(親)に関わる記憶が出てきたのが、二人の意外な共通点だったんですよねぇ。
どちらも亜人とわかってからの家族とのエピソード。

 

あの記憶の交差によって、言葉を交わさずとも相手の感情を知ることになり、お互い相手を見る目が変わったというか…そんな気がします。

 

今回の最後のページ。
激しい動きのある展開からの、最後の台詞も音もなく、泉さんと田中が歩くコマ。
これまで敵同士だった因縁の二人が手を組むことになり、お互いの空気や表情が変わったなと感じることができるラストでした。

 

まとめ

そういえばアニメや実写映画では、田中は最後まで佐藤と共に戦っていました。
この田中のポジションが、漫画やアニメでそれぞれ違うのも面白いなと思いますね。

 

アニメでは、確かフォージ安全で田中と李のやり取りもなかったし、泉さんとの記憶の交差もなかったはず。
あれがあることで、田中の心境の変化があり、今回の田中が仲間になる流れの伏線にもなったんだなと思います。

 

 

そして、佐藤らに監禁されていた消防士の男(秋山礼二)も仲間になる展開になってきました。
続々と仲間が増えてきますね!

 

こうして戦力を増やして佐藤と戦う流れになるのか。
やはり数で勝負するのが有効か。
チームワークで上手く佐藤を無力化させることができるのか。

 

今回のポイントは、泉さんが男前でヒーローだった。
田中が仲間になった。
監禁された消防士の男の居場所を知った。
久しぶりに感想を書くと、上手く書けなくて時間が掛かることを知った(私が)

続きはこちら。
亜人57話のネタバレ感想【この戦いでヤワな男はいない】

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あの漫画のここが気になる!!!

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