【アニメヴィンランド・サガ10話感想】黄昏の夜明け、アシェラッド先生の歴史お勉強タイムと詩的な名言

ヴィンランド・サガ

(c)幸村誠・講談社/ヴィンランド・サガ製作委員会

 

略奪した食料で飲み食いし騒ぐ兵団たちを尻目に、村が見下ろせる丘へ登るトルフィン。
殺された父を思い復讐の念に拳を握りしめていると、そこには暗闇に座り込むアシェラッドの姿が。
かつて「ブリタニア」が存在したこと、世界が老いてゆくこと。
アシェラッドはトルフィンに最終戦争(ラグナロク)について聞かせるのだった。

(アニメ公式サイトより)

 

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ヴァルハラとかラグナロクとか、そういう北欧神話の単語を聞くと心が躍ります。
昔、ヴァルキリープロファイルという北欧神話をモチーフにしたゲームがあったなぁ。
懐かしい。

 

さて、今回のアニメはアシェラッドの名言『黄昏の時代の夜明けだ』です。
アシェラッドがトルフィンに語りかける内容が興味深いんですよね。
原作でこの回を読んでから、アシェラッドに対する見方が変わりました。
ただの飄々とした悪党じゃないなみたいな。

 

 

話しかけるアシェラッドにガンを飛ばすトルフィン。
あんなに無邪気な子どもだったトルフィンが、ヤンキー並に鋭いガンを飛ばすようになりました。
あぁ…立派に(?)成長して…。

 

(c)幸村誠・講談社/ヴィンランド・サガ製作委員会

 

そんなヤンキートルフィンにアシェラッドは、「時間は若いお前の味方だ」と言います。
若いトルフィンはこれからも成長していき、年長者のアシェラッドはこれからも老いていく。
いつかトルフィンに決闘で負ける日が来るかもしれない。
どんな強者もいずれ死ぬ。
人間は歳をとり成長し、やがて老いて死んでいくという人生の流れを感じます。

 

 

さらに、アシェラッド先生はイングランドの歴史について説明します。
今のイングランドのサクソン人の前に、高度な文明をもったローマ人たちが住んでいた。
国の名はブリタニア。

 

そのブリタニアはサクソンに滅ぼされ、今度はそのサクソンを自分たちが滅ぼす。
かつてのローマ帝国の栄光は遠い過去になる。
人間の世界はゆるやかに、だが確実に老いてきている、と。

 

(c)幸村誠・講談社/ヴィンランド・サガ製作委員会

 

この内容を聞いていると、何とも言えない虚しさを感じるというか。
人間は成長し老いる。
どんな強者もいずれ死ぬ。
人に限らず国も同様に栄え、やがて衰退し滅びる。
諸行無常の響きあり、盛者必衰のことわりをあらわす…みたいな。

 

 

最後の「黄昏の時代の夜明けだ」というアシェラッドの台詞。
黄昏=この老いてきている世界を指して、またちょうど夜が明けるのと合わせて言ったんですね。
さらに後から気付いたんですが、この黄昏という言葉はアシェラッド自身でもあったんだなと思うんですよ。

 

人生の黄昏にさしかかったアシェラッドが、今回の話の最後で一世一代の大博打を打つ。
老いてきている世界に老いてきたアシェラッドが変革をもたらす。
そんな意味を含めての『黄昏の夜明け』なんじゃないかと思うわけですよ。

 

 

いや~詩的な名言ですわ、アシェラッドさん。
アシェラッドは深い名言が色々あるんですよね。
ただのブラックな上司というわけじゃないんですよ、彼は。

 

今回の『あにまるらんど・さが』はトルケルとアスゲートが登場。
アスゲートはオコジョかな。
尻尾がふわふわして柔らかそう。
そして、石と一緒に投げられるアスゲート…ああぁぁ。
トルケルの大将は、あにまる版になってもデカいよ、豪快だよ。

 

続きはこちら。
【アニメヴィンランド・サガ11話】恋する乙女の切ない気持ち察してよ!トルケル軍のお喋りが楽しそう

アニメの感想をまとめたページはこちら。
アニメ『ヴィンランド・サガ』の感想まとめ

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あの漫画のここが気になる!!!

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