(幸村誠『ヴィンランド・サガ』1巻)
こういう小ネタが好きです。
遊び心があって見つけたときに嬉しい。
『小さなバイキング ビッケ』というアニメが昔あったんですよ。
子どものころにアニメ観てました。
わぁ~懐かしい。
ヴァイキングじゃなくてバイキング。
バイキング版一休さんという感じ。
主人公のビッケはバイキングの族長の息子だけど、体が小さく非力。
しかし、頭の冴えは誰にも負けなかった。
そんなビッケがバイキングの仲間たちと共に、行く先々で降りかかる事件や困難を知恵と勇気で乗り越えていくというお話。
ビッケが一休さんみたいに、とんちで問題を解決するんですよね。
同じヴァイキングものだけど、『ヴィンランド・サガ』とは全然違うよ。
ほのぼの子ども向けのアニメだからね。
首が飛んだり腕が飛んだり、血なまぐさい描写はもちろん一切ありません。
あったら大変(;´∀`)
で、『ヴィンランド・サガ』の1巻と2巻に、この『小さなバイキング ビッケ』たちのキャラクターが登場しています。
1巻の方は、ゴルムの村で決闘をするトルフィンとアシェラッドのコマの背景。
決闘を観に来た村人たちにまじってビッケたちがいます。
(幸村誠『ヴィンランド・サガ』1巻)
ビッケとハルバル父さんと、ファクセとチッチと。
ウルメとウローブじいさんと。
ゴルムとスノーレとチューレ…?
あれ、ちょっと違う?あんまちゃんと描いたらダメだからかな。
さすがにアニメではいませんでしたね。
あと、2巻の方はトールズたちがアイスランドの村を旅立つとき、見送りに来てた村人たちのコマに紛れています。
今度はイルバ母さんがビッケとチッチの近くにいる。
(幸村誠『ヴィンランド・サガ』2巻)
ビッケの方でも、男たち(バイキング)が村を出発するときや帰って来たとき、こうやって残った女性たちが見送りやお出迎えしてた気がする。
確か、村の女性たちの方が強かったような。
バイキングの族長のハルバル父さんもイルバ母さんには敵わなかったような。
うーん、どの世界も母強し!
そういえば、ビッケのキャラクターの名前で、『ゴルム』とか『スベン』とか『スベルケル』とか聞いたことのある名前がいくつかありますね。
懐かしいなぁ、ビッケまた観たいよ。
子どものときにアニメ観て以来だよ。
うろ覚えだけど、とくに幽霊船の話が怖かったんで印象に残ってます。
あと、アニメのOPとEDの歌も未だに覚えてます。
イギリス オランダ ブルガリア
氷の海もなんのその
グリーンランドにお散歩さ
そーれ 世界の海に出航だ
今でも歌える!
ビッケたちが船で色んな国に出掛けるのが楽しかったなぁ。
よく考えたら『ヴィンランド・サガ』のトルフィンも、これまであちこち色んな国に行きましたね。
同じ冒険でもトルフィンの方は、生きるか死ぬかみたいな厳しい世界観だけどね。
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