【アニメヴィンランド・サガ8話感想】ゴルムの家の前に集まってた女子達の左端の子が気になる

(c)幸村誠・講談社/ヴィンランド・サガ製作委員会

フランク族から奪った財宝を手に、冬越しのためデンマーク・ユトランド半島にあるゴルムの村へ帰港したアシェラッド兵団。
フランク族の小競り合いの時、隊長首をとった褒美として、トルフィンはアシェラッドに決闘を挑む。
数々の戦場経験を積んだトルフィンは兵団を唸らせるほどまで成長していたが、それでもアシェラッドとの差は歴然だった。

（アニメ公式サイトより）

「せーのっ、アシェラッドさまー！おかえりなさーい」
まさに黄色い歓声。
ジャニーズのライブかハリウッドスターの来日みたいに、女子がキャーキャー盛り上がってる描写って『ヴィンランド・サガ』で珍しいよね。
アシェラッド首領、村の女子からモテモテ！
口が上手いから昔からモテてそう。

で、アシェラッドの姿を見に、ゴルムの家の前に集まってきた女子達。
この中の左端のひと際大きめ逞しい感じの女子がめっちゃ気になる。
彼女、原作のコマでもちゃんといるんですよね。
そして、女子達の歓声を聴いていると、一人だけちょい太い声が…きっと逞しガールの声。

なんか『クレヨンしんちゃん』に出てくる神田鳥忍ちゃんみたい。
めっちゃ強そう。
アシェラッド兵団の乗組員を村で募集するとか若者らが話してたけど、彼女とかどうでしょうね？
すごい働きをしてくれそう、伝説の女船乗りになりそう。

今回はアシェラッド兵団がゴルムの村で冬越し、トルフィンとアシェラッドの決闘ですね。
地方領主ゴルムの登場～
お金大好きなゴルム叔父貴。
『叔父』ということは、アシェラッドの父親（ウォラフ）の弟ってことでしょう。

(c)幸村誠・講談社/ヴィンランド・サガ製作委員会

後に出てくるウォラフと似てると言えば似てる…ような。
アシェラッドもそうだけど、デコの具合とかが。
これも血筋でしょうか。

アシェラッド的にはゴルム叔父貴のことはどう思ってたんでしょうね。
『叔父貴』なんて親しみを込めて呼んでいるけど、あの父親の血縁者だから内心はやっぱり嫌悪してたのか？
だからこそ、彼のことを「金の奴隷」なんて言ったんだろうなぁ。

今回はアシェラッドの名言「自覚がないだけなのさ。人間はみんな何かの奴隷だ」
人間はみな何かの奴隷、深いなぁ。
ゴルムは金の奴隷で、トルフィンはプライドと過去の奴隷。
では、アシェラッドは何の奴隷なのか。
何かに縛られながら、何かに囚われながら、人は生きているという現実的で本質を突いた台詞だと思う。

(c)幸村誠・講談社/ヴィンランド・サガ製作委員会

そして、トルフィンとアシェラッドの決闘。
トルフィンがアシェラッドの剣を弾き飛ばしたりと、トルフィンが強くなって有利なように見えるが…なんせ精神面の違いがありすぎる。
アシェラッドは常に余裕があって冷静に状況を判断し、どう挑発すればいいかトルフィンの性格をよく熟知している。
対するトルフィンは、アシェラッドの挑発に乗って頭に血が上り、いとも簡単に攻撃を読まれてしまう。

攻撃力とかスピードとか、そういう技術的なことはそこまで差が大きくないと思うけど、やっぱり年の功というか。
ほら、トルフィン若いから。
すぐに頭に血が上るのがねぇ、若いころのトルフィンの弱点だね。
後にトルフィンも経験を積んで、冷静に状況を判断できるようになるんだけど。
決闘後のアシェラッドの「羊の胸肉食いてぇな。香草焼きで」の台詞が、食べたい物をリクエストしているだけなのになんかカッコいい。

最後にアニメで初登場するクヌート殿下。
横顔だけでも美しい、麗しい。
そしてそして、トルケルも最後に登場！
戦大好きなトルケルさん、いい笑顔でめっちゃ楽しそう！

これでアニメも原作と同じ流れで、次から舞台がイングランドへと変わることになるようですね。
アニメは時系列に沿っているので原作の3話から始まって3→17話、最初に戻って1→2話で、次からは順番通り原作の18話になるという感じ。
なるほど～原作を時系列にするとこんな流れになるんだな。

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