46話の補足感想

亜人

 

亜人46話で書ききれなかった感想です。
補足的な感じでどうぞ。

 

以下、10巻のネタバレを含みます。

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フラッドの影響

今回はいきなり新キャラは出るわ、新しい情報は明かされるわ、小ネタが盛り込まれてるわで、なかなか濃い内容でした。
10巻内でも見せ場となる回じゃないでしょうか。

 

スズキさんにジムにスミス博士。
一気にアメリカ側の亜人が3人も登場です。
テンション上がりまくりでした。

 

ところで、この3人はIBMを出すことができるんでしょうかね。
ジムは何となく出せそう。
スズキさんは出せないか、もしくは出せても攻撃タイプじゃなさそう。
スミス博士は…どっちだろう。
もし出せるとしたら、それぞれの形状も気になるところ。

 

今回は、亜人についての新しい情報がいくつか明らかになりました。

中村慎也の友人・裕介。
彼は木戸に撃たれた後、慎也のフラッドの影響で“なりかけ”になっていた。

 

shinya

(桜井画門『亜人』2巻)

 

“なりかけ”とは、銃創や傷は修復されるが、亜人になるまではいかなかった状態のこと。
この“なりかけ”とフラッドの関連性に、亜人が生まれるヒントがあるのではないかとスミス博士は考えている。

 

これらの情報から思ったこと
・亜人ではない普通の人間が亜人になりかける
・誰でも亜人となる可能性がある
・亜人の影響によって亜人が生まれる

 

ざっくりこんなところです。
亜人のフラッドによって、近くの死んだばかりの人間も亜人となる可能性がある。
亜人がみんながみんな、フラッドの影響で亜人になったわけじゃないと思いますが、こうしたフラッドの影響で亜人になる人物もいるということでしょう。

 

なぜ、このタイミングで“なりかけ”のエピソードが出てきたんだろうと考えてみると…。
フラッドの影響で亜人(なりかけ)になった人物がいる、もしくは、これから登場する。
そんな感じかなと個人的に思いました。

 

 

そういえば、前回45話ラストの真鍋のことですが。
彼の生存についても気になっていたので、今回のことを踏まえて考えてみました。

①真鍋は亜人になったので生き返った
②真鍋は“なりかけ”になった状態で心肺蘇生をしたため、生き返った
③真鍋は人間だが、屈強な肉体の持ち主だったので生きていた

 

この中のどれかのはず。
いや…他にもあるかも。
深読みすればするほど、どんどん謎が増えて混乱してきました。

 

話がまとまらなくなってきたので、考察系はこの辺で終わります。
“なりかけ”のことや、どのように亜人が生まれるかなど、まだまだ謎が多いですが、オグラ博士が言うには「シンプルに考えればいい」ということなので。

 

シンプルに結論をまとめると。
亜人という死なない者達がいて、その亜人達がそれぞれ戦っている。

とってもシンプルだね!
後半は小ネタ系の話です。

 

小ネタがいっぱい

今回の46話は、登場人物達がよく映画関連のことを口にしたり、独特な言い回しをしています。
かなり小ネタが盛り込まれています。
「これわかったらスッキリしそう!」と思い、調べてみましたが、なかなかわかりませんでした。

 

ハリー・ポッターのくだりは、オグラ博士とスミス博士の会話から、何かネタがあると思うんですが…もし、わかる方いたら教えていただけると嬉しい。
映画全編観たらわかるのかな?
あ、スズキさんが言うように、ハリー・ポッターはワーナーですね。

 

 

調べてみて何となくわかったのは、スズキさんがジムに言ったマイケル・ベイの話。
マイケル・ベイは、『アルマゲドン』や『パールハーバー』、『トランスフォーマー』シリーズなどの作品を手掛けている映画監督です。
作品を調べていると、あらすじ文を読んでいて気になる作品がありました。

 

大気汚染から守られた清潔な都市で暮らす人々のあこがれは、日々行われる抽選で選ばれて、最後の楽園〈アイランド〉に行くこと。
だが、主人公リンカーンは、その都市がクローン製造工場であり、アイランド行きの当選者は臓器を摘出されることを知り、都市を脱出しようとするのだが。

アイランド:作品情報―映画.com

 

作品名は『アイランド』です。
このあらすじ文の中の「クローン」「臓器を摘出」などは、亜人にも当てはまるフレーズですね。
実際に観てみました。

 

私は46話のネタバレ感想のところで、「アメリカ側の亜人は、施設内でタバコが吸えたり映画が観れたりと、日本の政府に捕まった田中や圭達から比べると、かなり良い待遇を受けてる」と書きましたが、そんなことはなかった!

 

アイランドを観たら、46話の印象が変わりました。
前言撤回!
結局のところ、施設に隔離されて色々なことが制限されているという部分は、日本もアメリカの亜人も同じですので。

 

そりゃあ、人体実験されて何度も死ぬよりは、タバコが吸えたり映画が観れる生活の方がいいですけど。
監視下にあって自由がない生活じゃあ、ジムが言うように「鳥カゴの中の鳥」のようなもんですしね。

 

それでもスズキさんのように、亜人となったことを前向きに捉えて施設内で生活している亜人もいますし。
それぞれの性格や考えの違いでしょうか。
ところで、ジムが着ているシャツのデザイン、カッコいいね。

 

 

今回、日本1例目の亜人として登場するスズキさん。
施設内で亜人研究に協力し、事務的な仕事をこなしているようです。
気さくにオグラ博士やジムやスミス博士に話しかけて、コミュニケーションをとっていました。

 

彼女がいることで場が和らぐ気がする。
今回の話、きっとスズキさんがいなかったら、かなりギスギスした空気になっていただろうなぁ。
スズキさん、また登場してほしい。

 

スズキさんの下の名前はジュン。
スズキ・ジュン。
漢字で書くと、やっぱり鈴木純でしょうか。

 

そして、今回のタイトルの『おはよう、またあした』もそういうことですか。
今月になって気が付いたんですけど、前回のタイトル『U&I』もそういうことですか。
けいおん!ですやん。
実は43話から欠かさず盛り込まれているんですね。

 

私は気付きました。
亜人の謎が明かされるスピードよりも、けいおん!ネタが出てくるスピードの方が早いということに。
長くなったので、この辺で追記感想おわり。

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あの漫画のここが気になる!!!

コメント

  1. 匿名 より:

    マイケル・ベイといえば、桜井先生がツイッターでベイのアカウントをフォローしてました。

  2. くろやん より:

    匿名さんへ
    コメントありがとうございます。
    確かに!桜井先生がマイケル・ベイ監督をフォローしてますね。
    ジムと同じく、先生も監督の作品が好きなんでしょうかね。

  3. カレーのちライス より:

    真鍋、平沢、田井中(下村本名)、中野、秋山(消防のおっちゃん)、琴吹、曽我部、さわこ(永井かくまってくれたおばぁちゃん)、鈴木純
    書いてみるとたくさんいますね
    漫画のサブタイもけいおん!の曲名だったりBFやCODや任天堂のネタ入れてて桜井さんとは朝から晩まで話せそうです。
    趣味合いすぎて桜井さんと友達になりたい。

  4. カレーのちライス より:

    さわこは下村母でした
    山中がおばあちゃんだった
    アメリカの方は待遇がいいな日本も田中とか優し過ぎだから皆のためっていえばもうちょいうまく扱えたろうに
    10年あんなことされたらたまったもんじゃない一番の被害者は田中だと思う。それにしても優し過ぎな田中

  5. くろやん より:

    カレーのちライスさんへ
    コメントありがとうございます。
    亜人はけいおん!ネタやゲーム系のネタなど、小ネタが色々あって探してみると面白いです。
    桜井先生と朝から晩まで話せそうなんて羨ましい。
    先生の作風や考えが好きなので、個人的には制作秘話とか聞きたいなぁと思います。
    田中は10年もあんな目にあってたので、今後何らかの救いがあってほしいですね。

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