亜人58話のネタバレ感想【特別な5週間】

ga2018-6

(good!アフタヌーン 2018年6号)

 

どうも、くろやんです。

昔の記事を読み返すと、感想の書き方が今と違っていたり下手くそだったりして「ああぁぁ」という気持ちになり恥ずかしいです。
今もよく「ああぁぁ」という気持ちになります。

 

亜人本誌のネタバレ感想を紹介します。
前回57話はこちらです。
亜人57話のネタバレ感想【この戦いでヤワな男はいない】

 

 

FILE:58 Everything that has a beginning has an end.

以下、13巻のネタバレを含みます。

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58話のあらすじ

佐藤はたった一人で、自衛隊の警備隊員および増強要員500名を片付けた。
そして、首相を軟禁した高橋とゲン。
こうして入間基地は陥落した。

 

捕らえた首相の目の前で、全国民へ向けて新たなメッセージを発信する佐藤。
「コレより我々は民間人数名と内閣総理大臣を人質とし、ココ入間基地を拠点に、この国の統治を目指す」

 

これはお前達が招いた結果だ。
厚労省亜人管理委員会及び、その陰謀に加担した各企業。
真実を知ろうとせず、無意識無関心という暴力により、我々を孤立させた全国民。

 

「2時間で我々は、この国の重要機関をすべて沈黙させる」
佐藤は最終ウェーブ開始を宣言した。

 

 

一方、佐藤の隠れ家で消防士の男(秋山礼二)を救出した攻。
隠れ家の中に何か使えるものがあるはずと消防士の男と共に、麻酔銃で眠らせた奥山がいる部屋を物色していると…。

 

奥山の身体から『ボン』という爆発音がし、眠っていた奥山が目を覚ました。
前回、攻が侵入した際に、手近にあった携帯の電池で即席の時限爆弾を作っていたと話す奥山。
本当は攻と消防士の男が出て行った後で爆発する予定だった、と奥山は二人に説明する。

 

まったく焦った様子を見せない奥山を不審がる二人。
攻と消防士の男に、奥山は「このケータイを持って行くといい。きっと役に立つ」と言う。

 

なぜ、佐藤を裏切るようなことをするのか。
奥山は二人にこう話す。
「僕は佐藤の仲間になったつもりはないよ。常に『僕』は『僕』だ」
佐藤に歯向かいたくはなかったが、ここが引き際だ。

 

奥山からスマホを受け取った攻と消防士の男は、佐藤の隠れ家を後にする。
残った奥山は、パソコンのデータや自分自身の記録をすべて抹消。
最後に隠れ家に火を放ち、一人姿を消すのだった。

 

最終ウェーブスタート!

12巻で佐藤が無双した結果、自衛隊の500名の増強要員は殲滅されてしまいました。
佐藤さん、やっちゃったSATOMUSO!!
さすがの佐藤さんも、ラスト30人はキツかったと前回57話で言ってました。

 

そして今回、新たなメッセージを発信したようです。
・入間基地にはもう戦闘員はいない
・ここ(入間基地)を拠点に、この国の統治を目指す
・2時間で我々は、この国の重要機関をすべて沈黙させる
・最終ウェーブ開始だぞ!

 

こんな感じのことを言っていました。
とうとう最終ウェーブがスタートするようです。

 

 

2時間でどうやって日本の重要機関をすべて沈黙させるのか。
この佐藤のメッセージを聞いていた圭は「できうる」と考えます。
佐藤は有言実行だから、きっとやってのけるんだろうな。

 

それにしても、佐藤さんの最後の「この聖戦に終止符を打つときが来た」という台詞が聖戦というか…おもに佐藤無双だったような気が…と思ってしまうのは野暮ですね。

 

最終ウェーブを宣言する佐藤さん、力強く拳を握り、めっちゃアツく元軍人らしい気迫を感じる。
普段の飄々として遊び人の佐藤さんと雰囲気違うよ!

 

また一人だ

佐藤が最終ウェーブ開始を宣言している同時刻。
前回からの続き、佐藤の隠れ家での攻と消防士の男。

 

麻酔銃で眠らせた奥山は、自作の即席時限爆弾によって目を覚まします。
本当はもっと後で起爆する計算だったよう。

 

目の前にいる攻と消防士の男を見ても、まったく焦ることなく「あぁ、出られたんだ」と淡々としている奥山。
マイペースというか、まったく動じないな!
大体いつもこんな感じだよね。

 

そして、奥山はスマホを手にして「一刻も早くコレを受け取り、入間基地に向かうことを強く勧めるよ」と言います。
なぜ、ここにきて佐藤を裏切るのか?

 

 

奥山がいうには、『自分は佐藤の仲間になったつもりはなく、常に自分は自分』という風に考えているよう。
あの亜人集会で佐藤の仲間になったのは、あのとき佐藤に反対してドラム缶詰めになるのは嫌だ、一緒にアレコレしている方がいい、と思ったかららしい。

 

奥山自身も日本がメチャクチャになるのは望んでいないし、インフラの整った国に住んでいたいと思っているよう。
だからここが引き際だと、攻と消防士の男に説明します。

 

佐藤に切り捨てられ、泉さんと手を組むことにした田中に続き、今回は奥山もとうとう佐藤チームから離脱する流れに。
さ、最近…佐藤チーム内の内部分裂が…佐藤チーム大丈夫か?
というか、そもそも佐藤さん一人でも国潰せそうなチート亜人でしたね。

 

 

最後、隠れ家に火を放ち、一人になった奥山。
燃え盛る炎を見つめながら、胸の内を明かします。
「実際のところ…この5週間は凄く楽しかった」

 

58

(桜井画門『亜人』58話)

 

そう言った奥山は、隣に佇むIBMに「聞いてるか?」と話しかけます。
「?」と不思議そうにするIBM(かわいい)
奥山はIBMと炎の前に佇みながら、「また一人だ」と言います。

 

この最後の奥山とIBMの背中。
少し寂しそう。
佐藤の仲間になるまでの奥山の過去は詳しく出てこないので、想像するしかないですが、一人で過ごすことが多かったんじゃないだろうか。

 

モニターを眺めるだけでは体験できないようなことを沢山させてもらった。
佐藤の仲間になり、仲間たちと行動して話して過ごした、この5週間は特別で楽しかったと奥山は吐露する。
すべてのデータを抹消し隠れ家に火を放ち、IBMに語りかける奥山のこのシーンは、少し寂しさを感じるものでした。

 

まとめ

佐藤の最終ウェーブ開始宣言。
奥山の佐藤チーム離脱。
このふたつが今回のポイント。

 

佐藤さんの「最終ウェーブのスタートを宣言する!!」というコマは、『え…いつもの佐藤さんじゃない…』という感じでした。
佐藤さん、こんなに拳を握ってアツく語るキャラじゃない。
遊び人の佐藤さんは、飄々と笑顔で「最終ウェーブ?国を統治?そんなのどうでもいいよー」って言うぐらいでちょうどいい。

 

 

あと、奥山の佐藤チーム離脱は少し寂しさを感じるものでした。
IBMと一緒に佇んで、感情を吐露するところ。
本当は、奥山も佐藤たちと色々やるのが楽しかったんだな。

 

そして、奥山に話しかけられて「?」となっているIBMがかわいいよ。
前から思ってましたけど、奥山のIBMのデザインが独特ですごくイイ。
頭部がなくて首のミョロっとしたとこ、洗濯機のエルボみたい。
奇抜なデザインだけど好きだな~

 

 

最終ウェーブ開始と奥山の戦線離脱。
佐藤がどうやって2時間で、国の重要機関をすべて沈黙させるのか。
もう次回の話を読んだのでアレなんですが、次回は大きく動く!

 

続きはこちら。
亜人59話のネタバレ感想【滑走路に立つと危険(色んな意味で)】