【アニメヴィンランド・サガ5話感想】兎とったどー!トルフィンの過酷なサバイバル生活の実態

ヴィンランド・サガ

(c)幸村誠・講談社/ヴィンランド・サガ製作委員会

 

アシェラッド兵団に父トールズを殺されたトルフィンは絶望の中、復讐の為アシェラッドらに奪われた父の船に隠れ、仇討の機会を伺う。しかしその生活は過酷で、飲み物も食べ物も与えられずどんどん衰弱していく。そんな中、とある村で剣を手にアシェラッドの寝込みを襲おうとするが…。

(アニメ公式サイトより)

 

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アニメオリジナル回キタ――(゚∀゚)――!!
そのまま原作の次の話にいくかと思ったら、ここでアニメオリジナルの話がきたよ。
原作の補完的な感じのエピソードで、個人的に今後の展開の流れが分かりやすくなって良かったんじゃないかと思います。

 

前回の続き、トルフィンは父トールズの復讐を誓ったものの、アシェラッドらに奪われた船の上で水も食料もないヤバい状態。
このあとトルフィンがどうなったのかというお話。
そうだよなぁ。
そりゃすぐに「じゃあ君、採用!さっそく明日からうち(アシェラッド兵団)で働いて!」とはならんでしょうね。

 

 

アシェラッドらはフローキからトールズを殺した報酬を受け取るため、指定されたイングランドの地に向かっていた。
そういえば、トールズを暗殺したら報酬で金貨100枚とか、フローキとそういう契約をしていたね。
それを受け取るため、アシェラッド兵団はイングランドの村に立ち寄り、しばらく骨休みをしてたと。
なるほど。前回の続きとして、自然なストーリーになりましたね。

 

今回のアニメオリジナルのストーリーで色々と新たな発見がありました。
例えば、トルフィンは一度アシェラッドの寝込みを襲おうとするが未遂に終わったとか。
ボーナスステージで、トルフィンが手柄を立てる前にアシェラッドとの最初の決闘があったとか。
ビョルンが森で採っていたキノコは、あれは狂戦士のキノコじゃないんだねとか。

 

(c)幸村誠・講談社/ヴィンランド・サガ製作委員会

 

色や形が違うから、きっと普通の食用のキノコなんでしょうね。
ん?気になって調べたら、狂戦士のキノコってベニテングダケなの?
確かに写真をググると、3話でビョルンが食べていたキノコに似てる。
ビョルンと言えばキノコ、キノコと言えばビョルン。何かのキャッチコピーみたい。

 

略奪した村で兵団の面々が寝静まったころ、アシェラッドの寝込みを襲おうとするトルフィン。
しかし、結局剣を振り下ろすことはできず。
トールズの息子として、正々堂々と決闘でアシェラッドに勝つことをトルフィンは望むんですよね。
それに、おそらく寝込みを襲ったとしても返り討ちにされただろうし。

 

 

あいつら(アシェラッド兵団)から施しは受けねぇと、トルフィンは自ら食料を調達しようとするが、獲物の兎に逃げられ上手くいかない。
食料を手に入れられないトルフィンは、悔しい思いをしながら兵団の残飯をあさったりと、子どもには過酷すぎる生活を送ることに。
めっちゃ過酷だよ…こんなサバイバル生活、黄金伝説もビックリだよ。

 

やがて、自主トレを重ねたトルフィンはナイフの腕前を上げていき、とうとう投げナイフで兎を獲れるようにまでなる。
兎とったどー!!
このままアシェラッドに決闘を申し込んでやるぜと意気込んで、手柄を立てることなくアシェラッドとの決闘が行われる。

 

(c)幸村誠・講談社/ヴィンランド・サガ製作委員会

 

結果は…うん、まぁそうなるよね。
子ども相手でも容赦なく蹴りを入れるアシェラッド、この頃からスパルタで力の差は歴然。
最後、敗れたトルフィンを殺すことはせず、アシェラッドは「戦場で手柄を立ててみな。そしたら、ご褒美に決闘してやるよ」と約束する。
こうしてトルフィンはアシェラッド兵団の一員となり、アシェラッドと決闘をするために戦場で働くようになる…と。

 

生きる目的が復讐のみとなり、正々堂々と決闘で勝つことを望んだトルフィンは、この後しばらくアシェラッドのもとで働くことになるんですよねぇ。
アシェラッドもアシェラッドで、トルフィンを殺すことはせず、手駒として自分のもとで働かせて利用するので、この不思議な関係が10年近く続くことに。
10年とかすごいよ。そりゃあトルフィンも成長するよ、あとアシェラッドも老けるよ。

 

 

そういえば、原作の『はたらくユルヴァちゃん』がアニメでありましたね。
気丈に振る舞いバリバリ働きながらも、やっぱり父と弟が同時にいなくなって悲しいユルヴァちゃん。
静かに涙が流れてくるところが切ない…。
今回のタイトルの『戦鬼(トロル)の子』とは、トルフィンとユルヴァのことだったんだな。
二人ともさすがトールズの子、クジラの一番銛ゲットしたり兎を投げナイフで仕留めたり、サバイバル能力が半端ない。

 

今回の『あにまるらんど・さが』はビョルンのクッキングコーナー開始。
あのキノコはこのオムレツを作るためだったのか。
クッキングコーナーなのにクッキングする場面がなくて、いきなり完成品どん!
あと、アシェラッドの蹴りで飛ばされるトルフィンの音がゆるかわ。
ぽむぽむ…ポムポムプリン。

 

続きはこちら。
【アニメヴィンランド・サガ6話感想】彼女の涙のわけ。人の感情は大きなうねりの中にかき消されてしまう

アニメの感想をまとめたページはこちら。
アニメ『ヴィンランド・サガ』の感想まとめ

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あの漫画のここが気になる!!!

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